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会宝通信メールマガジン

こんにちは、近藤です。

 大震災直後ではあったのですが、当初予定していた通り、3月13日から10日間、ナイジェリア、ガーナを訪問してきました。中止も考えましたが、今の業務を遂行することが使命と考え、社員に被災地お取引先への支援活動を指示して、出発しました。

 これまでの出張では現地パートナーとの商談が主な活動でしたが、今回はナイジェリア、ガーナともにセミナー形式のワークショップをホテルにて行いました。私が当社紹介、自動車リサイクルの推進、中古部品の品質規格化(Japan Reuse Standard)などについて説明、その後、私の説明内容に対し、質疑応答、意見交換などが行われます。

 当社のパートナーはこのワークショップのアレンジを見事にやってくれました。このパートナー、ジョン氏は牧師さんでもあります。敬虔なクリスチャンですから食事の都度、お祈りすることになります。毎週日曜には教会で講話もしているそうです。

 ナイジェリアでのワークショップには60名余りが参加、昨年当社を訪問されたNAC(国家自動車評議会)のマムドゥ氏が主催者としてのスピーチを行いました。また、自動車、環境、規格などに関わる政府機関関係者の方も参加されていたようです。

 現地にて紹介された新聞記事を見ますと、NACは本格的に自動車リサイクル工場の設置を検討するようです。我々が自動車部品を販売し、現地のリサイクル工場設置をサポートする、循環型ビジネスの始まりです。実現するため、できる限りのことをするつもりです。

 こんにちは、近藤です。今年で13回目となる「経営方針説明会・講演会・感謝の集い」を、2月12日、日航ホテルにて開催いたしました。おかげさまで当社の前期決算は目標通りの業績を残すことができました。まずは皆様に感謝申し上げます。

 さて、今年の講演会は東北大学の石田教授にお願いしました。演題は「遊べや遊べ、もっと遊べ!」 失礼ながら、面白そうではあるのですが、イメージがわきませんでした。しかし、話を聴き、目からウロコです。「人間は一度得た快適さや利便性を捨てることはできない、欲は肯定しよう。でも、今のまま物欲を煽るだけでは地球がもたない。心豊かな生活を送る、つまり精神欲をも煽るかたちにしなければ、循環型社会を形成することができない」

 「日本人にはこの精神欲を創り上げる能力がある。日本人は自然を恐ろしいと思い、我々が生かされていることを知り、すべてに神が宿っているという考え。その思想が文化となったのが江戸時代の「粋(いき)」であった。「粋(いき)」の概念は1.生きることを楽しむ、2.敗者を作らない、3.足るを知る、4.メタファー(例え)の4つである。人間は欲望を捨てることはできない、粋の思想は、利己であったとしても循環型社会をつくるための解決方法のひとつである」

 「新しい暮らしの形を見つけるには、今日を基準にして明日を考えるフォアキャスティングの視点では難しい。一つの地球を前提として新しく考えるバックキャスティングの視点がどうしても必要である。心の通い合った江戸時代の長屋の風景が2030年によみがえるような懐かしい未来が新たな循環型社会のかたちであろう」

 「もちろん、快適さを犠牲にするわけではない。毎日入るお風呂は多量の水を必要とするが、泡のお風呂だと水の使用量はわずかで済む。ヤモリが持つ強烈な吸引力のメカニズム利用し接着剤を生産する、など自然の力を利用し、バックキャスティングの視点で、地球への負荷を小さくしようとする研究を行っている」

 「粋(いき)」に、生きることを楽しみましょう。

こんにちは、近藤です。今年の冬はよく雪がよく降りますね。北陸の冬らしいと言えばいいでしょうか。

 さて、1月12日から4日間北京へ、28日には1泊2日の強行日程で大連へ行ってきました。どちらも厳寒、外を歩くと顔や耳が痛くなります。

 2010年、中国の自動車生産・販売台数はともに1800万台を超え、2年連続して世界一となりました。ともに30%以上という驚異的な増加率です。これは近い将来には確実に廃車大国となることであり、それだけに、中央・地方政府の[循環型経済」構築の動きもスピードアップしているようです。

 中国では自動車リサイクル事業を行えるのは、政府から認定された企業だけに限られており、各市に1社または数社に抑制されてます。これら認定企業の設備や技術はまだまだ未熟であり、日本企業と提携することで、ノウハウや技術を得ようとする動きが見られます。私の北京、大連訪問もこうしたことと関連してのことです。

 先方が求めることは、①環境保全のための設備、技術の提供、②中古部品およびリビルト部品の生産・在庫管理、流通ネットワーク構築、③資源分別、回収の効率化、に大別できるかと思います。

 とくに、従来はすべてスクラップとして処理しなければならなかったエンジン、ミッションなどの機能部品が、法改正によりリビルト部品として販売することが可能になったと聞き、部品のネットワーク構築はビジネスとしても可能性があると感じました。 

 中国での自動車リサイクル業は、まさしくこれからの産業であり、循環型社会の構築に大きく資する事業です。中国政府は「環境」について本腰を入れており、関連事業に対する予算も相当な金額を計上していると聞いています。中国サイドのこうした動きに対して、少しでも協力できればと考えています。
   
 
 
 
  
 

 あけましておめでとうございます。近藤です。

 自動車リサイクルという事業から派生し、環境に関わることが増えてきました。「サステイナビリティ」という言葉も自然に使うようになっています。

 金沢では12月16,17日に「生物多様性の保全と持続可能な利用」をテーマに国際会議が開かれました。また、続いて18,19日は「国際生物多様性年」のエンディングセレモニーが開催されました。

 この学術会議の基調講演と総括を担当された国連大学副学長、東京大学教授の武内和彦先生から、この機会にぜひ、市民の方々へSATOYAMAイニシアティブのことをお伝えし、対話を図りたいとのお話をいただきました。先生は私がメンバーとなっている「サステイナビリティ・サイエンス・コンソーシアム(SSC)」企画運営委員会の委員長でもあります。

 多忙な日程の合間を縫っての急な話だったのですが、持続可能な社会の構築を実践するという先生の熱意を感じ、17日の午後6時40分から2時間、持続型社会構築のビジョン、「里地・里山と豊かな暮らし」というタイトルでイブニングセミナーを開催しました。

 先生が提唱する目標は「自然共生社会」の実現です。人と自然の関わり方を見つめ直そう。そして、より持続可能な形で土地、自然資源が利用できるように再構築しよう。そのために、知恵を結集し、伝統的知識と近代科学を融合させ、新しい共同管理のあり方「コモンズ」を探求しよう。こうした考え方をより多くの方に知ってもらいたい、先生の熱意がひしひしと伝わってくるお話でした。里地・里山の考え方は日本人にこそ出てくる発想であり、世界に発信できるものと思います。

 こうした活動に少しでも貢献すべく、今年はSSCの全国会議を金沢で開くことを企画しています。

 本年もよろしくお願いいたします。

 こんにちは、近藤です。筑波サーキットの自動車レースに参加してきました。

 そのレースは、電気自動車の祭典「Japan EV Festival 2010」。手作りコンバートEV(電気自動車)による74分の耐久レースです。 主催は当社も会員となっている日本EVクラブ。自動車のさまざまな問題を自分たち市民の問題としてとらえ、次世代を考える市民団体です。

 さて、耐久レースには合計で27台が参加、大いに盛り上がりました。当社はスズキのアルトバンをベースにした車輌で出走です。腕自慢の当社社員2名のドライバーと1名の整備担当が前日から現地入りしました。

 また、RUMアライアンス(全国自動車リサイクル事業者連盟)のメンバーも4社が参加。地元茨城の茨城オートパーツセンターさんには車輌の運送でお世話になり、青森のエコブリッジさん、宮崎の久保田オートパーツさんと一緒にサーキット会場入りです。

 レースは熱くなりますね。今回の結果は27台中19位だったのですが、途中トラブルの時には大いに心配し、結果には悔しい思いをしました。それでも初参加で74分間を走ったのですから、健闘をたたえるべきでしょう。また、私たちと同じ志を持った、多くの人たちと知り合うことができたのも、こうしたイベントに参加したからだと感じてます。

 コンバートEVは現存資源を再利用しながら、CO2を排出しない電気を動力に使うという、まさに環境対応車輛です。商業ベースにはまだまだ時間がかかるでしょうが、改良を重ねて行こうと思っています。

 そして次回レースでは優勝だ。

 こんにちは、近藤です。10月21日、東京大学のIR3S会議室で、サステイナビリティ・サイエンス・コンソーシアム(Sustainability Science Consortium)(略称SSC)の第1回企画運営委員会が行われ、出席してきました。

 当社は自動車リサイクルを通じ、持続可能な社会構築に貢献したいと考えています。サステイナビリティ(持続可能性)実現のため、さまざまな課題を克服しようとする学術体系をサステイナビリティ・サイエンス(サステイナビリティ学)と呼ぶらしいのですが、SSCはその実践活動の展開を図るために設立された一般社団法人です。

 理事長は小宮山・前東大総長。会員は大学、研究機関、企業、自治体などで、まだ20団体程度の小ぶりな組織ではありますが、サステイナビリティ学を実践するという点で、当社にとってはピッタリ当てはまるものと考え入会しました。

 サステイナビリティ学に関して世界最先端の研究成果を上げている組織の会員となることで、当社が行なっている活動に対し、専門家の方々から、さまざまなアドバイスを得ることもできます。

 研究開発部会のテーマとなりそうな具体例として、私は、①中古部品の品質規格JRS(Japan Reuse Standard)の構築、②中古自動車の改造電気自動車(EV)事業、の2点を提案しました。具体的なテーマとして設定されるかどうかについては未定ですが、今後は会員相互間で情報交換が可能となりますし、それがSSCの重要な役割でもあります。

 サステイナビリティとは[次世代のニーズを損なわずに現世代のニーズを追求する開発」と定義されるそうです。地球社会を持続可能なものへと導くビジョンを構築する、私は自動車リサイクルの分野でこれを実践していきます。

 こんにちは、近藤です。

 9月はナイジェリアからのお客様が2組来社されました。ともに、8月にナイジェリアを訪問した際、お会いした方々です。

 14日にはナイジェリア自動車協議会(NAC)の政策・企画部部長であるマムドゥ氏が、国連工業開発機関(UNIDO)東京事務所・萩原さんの案内でいらっしゃいました。2008年2月に金沢で行った国際リサイクル会議は萩原さんの多大な協力があって開催できたのですが、それ以来、大変お世話になっています。

 萩原さんは、アフリカにおける自動車リサイクル工場の設置について、私の趣旨を十分に理解され、それを現実のものとするため、UNIDOとして、ナイジェリアの自動車行政に関わる担当者を招へいされたのです。

 私がナイジェリアを訪問した際は、マムドゥさんの案内で現地の自動車リサイクルの実情を視察したのですが、マムドゥさんは改めてナイジェリアにおける環境に配慮した自動車リサイクルの必要性を痛感したことと思います。

 28日はWAO社長のジョンさんが来社されました。彼はある日本メーカーの現地代理店を経営しており、年に数回は来日している日本通です。ナイジェリアにおける当社のビジネスパートナーとなるべく、まずは日本における自動車リサイクルの実態を知ろうと、来社されました。

 敬虔なクリスチャンで牧師でもある彼は、「私はナイジェリアの人々を日本のように豊かにしたい。そのためにナイジェリアの大統領になる(実際、1999年に立候補し落選したそうです)。私はビジネスマンではないが、大統領になるにはどうしても資金が必要である。だから今はビジネスで資金を集める」と公言しています。

 UNIDO、自動車行政担当者、連携現地企業と、ナイジェリアにおける自動車リサイクル関係者が一堂に集まったようで、まさに現実化していることを実感しながら、一方で、その使命に改めて身の引き締まる思いをした9月でした。

こんにちは、近藤です。

お盆休み中にナイジェリアとケニアへ出張してきました。アフリカは何度か訪れてますが、ナイジェリアは初めてです。

治安面でよくない話を聞き、多少の不安を抱えながらの出張でしたが、お会いしたのが素晴らしい方々だったため、当社のビジネスにとって大きなチャンスを得ることができたと感じています。

昨年4月、UNIDO(国連工業開発機関)本部から当社へ視察に来られたメンバーの中に、ナイジェリア事務所の代表である、松下さんという日本の方がいらっしゃいました。

「日本車がこれだけ多く海外で走っているのだから、私たち日本人が、最後の処理するところまでやらなくてはならない」という私の意見に、松下さんから「ぜひ、ナイジェリアでもそのプロジェクトを進めてほしい」と力強い言葉をいただいてました。

当初、この出張はケニアを訪問するだけの予定でしたが、たまたまこれを知った松下さんから、[ケニアへ来るのであれば、ぜひナイジェリアまで足をのばして欲しい」というご依頼もあり、お言葉に甘えることにしました。

ナイジェリアの首都はかつてラゴスでしたが、急激な都市化により機能に障害が出てきたため、1991年、ちょうど国の中心にあたるアブジャに首都を移転したそうです。

街が新しいためか、広い道路が整備されており、緑も多く、将来の発展を予感させる都市でした。
UNIDOのアレンジで自動車連盟本部、および使用済自動車の解体現場、部品街を訪問しました。

私が数年前行っていたのと同じ方法で車輌を解体する光景を見て、適切な処理の必要性を痛感しました。

自動車連盟ではモータリゼーション化が加速度的に進むとみて、先進的なリサイクル工場の設置を検討しているそうです。

ナイジェリアで共通して聞いた意見は「日本に対して大きく期待しているに、やって来る人が少ない」ということです。

「これからアフリカは成長する。そのために日本からの技術を取り入れたい。しかしながら、日本は引きこもってしまってる」 私たちはこの期待に応えなければならない、と決意を新たにした出張でした。

こんにちは、近藤です。

梅雨明けから一気に盛夏 となり、暑い日が続きます。私は一足お先に常夏のタイ・バンコクへ行ってきました。当社の現地法人を設立してから年に1,2回は訪問しています。

今回はタイ現法のお取引先と食事をする機会がありました。嬉しいことに、当社が今年に入って展開し始めたエンジンの品質表示規格(JRS・Japan Reuse Standard)に対し高い評価をいただきました。日本の他社から仕入れている分も、すべて当社から仕入れたいと要望されたほどです。なんと、現在の販売量の5倍になります。

JRSは中古エンジンの品質が客観的に評価できるよう、圧縮比、走行距離など6項目の品質を定量化し、グラフにしたもので、どの車輌から、いつ取りだされたエンジンなのかが一目でわかります。

日本から発生する中古エンジンはいかに品質が良いといっても、やはりそれぞれに違いがあります。JRSはお客様が安心して購入できるよう、エンジン1台1台の品質を明らかにしました。

この品質表示規格を当社1社だけが扱っているのではあまり意義がありません。これは規格のひとつですから、より多くの同業者たちがJRSに理解を示し、参加され、JRSタグのついたエンジンが普及してはじめて、「規格」といえるものです。

私はこのJRSに格別の期待を抱いてます。製造業を「動脈」例えると、当社のようなリサイクル業は「静脈」と言えます。循環型社会とは動脈と静脈がバランスよく回転して成立するものです。今はまだ「静脈」は産業といえるほどのものではありません。

しかしながら、JRSの普及は自動車リサイクルの分野において、新しく「規格」が作られることとなり、これが広まっていけば、静脈産業として確立していくのではないかという期待です。今回はこうした期待が大きく膨らむ訪問でした。

ところで、タイ料理はおいしいですね。トムヤンクンにしても当初は辛いなあと感じていたのですが、今は辛くないと味気ない。パッタイという麺も大好きです。こうした食事も出張の楽しみの一つです。

こんにちは、近藤です。

 この会宝通信5月号で電気自動車プロジェクトがスタートし、6月末にはその試作車が完成する予定であることをお伝えしました。当社に入庫される使用済み自動車のエンジンを取り外し、電気モーターを組み込むことで「コンバートEV(電気自動車)」を生産しようとする試みです。

 改造キットを使うので、それほど難しいものではないだろうと考えていたのですが、何事も最初はスムーズに行くものではなく、モーターの組み込み作業は悪戦苦闘です。

 それでも、何とか予定通りに6月末に試作車を完成させることができました。多少自慢にはなりますが、弊社従業員の溢れる熱意と、その能力の高さを示しているのだと思います。生産の指導にこられた本田様(※1)も講習なしでここまでできるとは素晴らしいことと褒めていらっしゃいました。

 さて、6月28日にニュース・リリースしたのですが、この「コンバートEV」の説明会および試乗会を7月7日に行います。説明会にはRUMアライアンス(全国自動車リサイクル事業者連盟)のメンバーが同席します。私が代表を務めているRUMアライアンスは、環境理念を基本に活動する内閣府認証のNPO法人です。

 EV事業は会宝産業だけがやるものではありません。EV事業への参入を後押しする「スモールハンドレッド協会」はその名の通り、環境を考える多くの企業の参加を求めています。

 われわれ自動車リサイクル業者の集まりであるRUMアライアンスはコンバートEVの元となる車輌供給者として重要な地位を占めるようになると考えています。数年後に、世界の街中でコンバートEVが走り、CO2削減に大きな貢献をしている未来を、皆さまと共に創造したいと心から願っております。

※1 本田様は、有限会社本田商会の社長であり、著名なEVコーディネーターです。
 

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