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会宝通信メールマガジン

 こんにちは、近藤です。5月21日、毎月のRUMアライアンス例会に合わせて、メンバー13名で埼玉県の石坂産業さんを訪問いたしました。

 石坂産業さんは産業廃棄物処理業界においては極めて先進的な会社です。管理敷地面積約15万㎡のうち、87%は緑地として管理、工場プラントは全天候型、すべて屋内での操業となっています。

 廃棄物を処理するという発想ではなく、資源として捉え、「リサイクル製品」を生産し、販売するという考え方で事業に取り組まれています。まさしく静脈産業を具現化しており、当社の理念と通ずるところが数多くあります。

 環境に対する取り組みも徹底しています。工場の屋根は照明が不要になるよう、一部にガラスを取り入れる、雨水貯留槽を工場地下に設置し、ろ過フィルターを通し、工場内や緑地の散水に利用、屋根には太陽光発電パネルを設置し、エレベーターやビルの照明に使用するなど、本当に感心することばかりです。

 見学の順路は、まず、研修室で事業の説明を受けます。そして、ギャラリースペースから工場内の見学専用通路を通り、工場内を見学、その後、「くぬぎの森」へ抜けて行くのですが、我々見学者に対し、事業の取組をオープンにしようとする配慮が感じられるものでした。

 私が2017年に作ろうとしている新工場でのアイデアをかなり現実のものとしており、大いに参考となる工場見学でした。