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会宝通信メールマガジン

皆さんこんにちは、社長の近藤です。2月17日に第26回目となる「感謝の集い」を開催しました。


しかし1月上旬には「感謝の集い」自体の中止やオンラインのみの開催なども考えていました。なぜならば、今年の元旦に能登半島地震があり、石川県では多くの方が被災されたからです。


このような状況で開催しても良いものかと悩み、年初の役員会で議論すると、他の役員から「こんな時だからこそ、元気な姿を見せませんか」という意見がありました。


そこで開催を決意したのですが、懇親会では乾杯というムードではないので、お酒の提供はやめようということも併せて決めました。


しかし、このお酒に関しても開催前日の役員会で方針を180度変えました。「遠方から来られるお客様は、お酒の席を楽しみにしているのではないか」そして「能登のお酒をみんなで味わうことが、1つの復興支援になるのではないか」という考えのもと、急遽懇親会でお酒を提供することにしました。


こんな紆余曲折があった開催前ですが、通常通りお客様を金沢にお招きするスタイルで開催して本当に良かったです。


今回の感謝の集いでは、当社の経営方針発表の後に楢崎浩一様(SOMPOホールディングス株式会社 デジタル事業オーナー執行役専務 Palantir Technologies Japan 代表取締役CEO)に講話をお願い致しました。自動車業界の未来にフォーカスされたお話はとても勉強になりました。


また懇親会では自主制作の映画発表や、当社のイメージソングを全社員で披露するなど盛りだくさんの内容となりました。合計266名の方(ご来場 234名、オンライン参加32名)に当社の取り組みや今期の方針をお伝えすることができて本当に良かったです。


コロナ禍のおかげでオンラインの利便性を感じていますが、やはり直接お会いして、目を見て感謝を伝えることの価値を再認識することができました。お忙しい中、ご参加いただいた皆さま、改めてお礼を申し上げます。


お客様がいて下さることで、私たちも事業を続けていくことができます。その感謝の気持ちを忘れずに、これからも社員と共に取り組んで参ります。

皆さんこんにちは、社長の近藤です。「令和6年能登半島地震」と正式に名称が決まるくらいに大きな出来事で2024年が始まりました。

私自身、人生で経験した最も大きな地震となり、身近なところで大津波警報が発令されるなんて考えてもいませんでした。金沢市でも家の中で棚が倒れたり、食器類が割れてしまったり、津波警報が解除されるまで高い場所へ避難したり、一部の地域では地滑りや土砂崩れなども発生していました。

そんな大きな地震でしたが、当社は不幸中の幸いで大きな被害はありませんでした。しかし、一部の社員の家では物が倒れたり断水があったりと支障がありました。さらに家族や親戚が能登地方にいる社員もいますが、そこでは家屋が倒壊し、避難所で生活されている人もいます。

日本では2011年に甚大な被害を出した東日本大震災がありました。その教訓のおかげで、当社でも非常食の備えなどをしておりましたが、今回は社員の家族にそれを提供することができました。

また当社に関わる人だけでなく、同じ石川県の皆様に少しでもお役に立てればと思い、微力ながら義援金を寄付させていただきましたし、社員間でも継続的に支援するプロジェクトを考えております。

そのような中で、何よりも心強かった事は、会宝産業に関わる皆様からのご心配や励ましのお声でした。気にかけていただけていること、そしてわざわざ連絡をいただくという行為に、とても勇気づけられました。この場を借りて改めて御礼を申し上げます。

毎年2月に開催している感謝の集いも、今年は来場だけでなく、オンラインの参加もできるように変更いたしました。今後も柔軟に対応せざるを得ないことがあるかと思いますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

新年あけましておめでとうございます。社長の近藤です。昨年も皆様のおかげで素晴らしい一年となりました。この場を借りて、改めて御礼を申し上げます。

さて当社では年初会議において、一人ひとりが色紙に抱負を書いて発表するのですが、私は今年の経営方針をその場で発表しました。それは「ホリゾンタル・リーダーシップ経営」です。

「ホリゾンタル」という言葉をあまり聞き慣れない人もいるかもしれませんが、私も良いキーワードを探す中で見つけました。

これは「水平の」という意味のある英語で「部門をまたいで水平的に」とか「横串を通す」というような意味があります。私は会長から社長のバトンを受け取った時に、会長のような強烈なリーダーシップはないので、一人ひとりの能力を引き出すことを念頭に考えました。

そこで昨年は「フュージョン経営 〜自立した個の融合〜」という方針のもとに経営をして、「融合」という部分に関しては手ごたえを感じましたが「自立した個」の部分に関しては物足りなさを感じていました。

物足りなさの裏側には、能力のある社員の個性をもっともっと発揮できる環境をつくらなければいけないという思いがあり、昨年の「融合」を継承しながらも、より個の成長を期待する「ホリゾンタル・リーダーシップ経営」という言葉にたどり着きました。

2024年は、社員一人ひとりが、自分の責任で臨機応変に行動できる組織を目指していきますが、もちろんその根底には「お客様の喜びを我が喜びとする」という会長からの教えがあります。

今年も皆様と共に、充実した一年にしたいと思っておりますので、本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

皆さんこんにちは。社長の近藤です。11月11日と12日で「第1回 会宝青年塾」を開催しました。会宝青年塾とは青年塾の会宝産業版ということなのですが、簡単に青年塾について紹介させていただきます。


青年塾では、人間の根っことも言うべき”人格”を魅力的なものにすることに、最大の力が注がれていて、その塾長をされている方が、上甲晃氏になります。塾長は松下電器に勤務されている時に、松下幸之助氏から松下政経塾の出向を命じられ塾頭なども歴任されてきた方です。私も11年前にこの塾に参加し、その後20名の社員が過去に参加しています。


その青年塾では昨年転機を迎え、より主体的な活動が求められる中で、なんと私に東海クラスの塾頭になってはどうかという打診がありました。これはちょっと荷が重いと思って、一度は断ったのですが、青年塾の「一歩前へ」という精神を思い出し、引き受けさせていただきました。


そして「会宝青年塾」を立ち上げようと思い、社内の青年塾OBメンバーと共に「ありたい姿」を話し合い、実現したのが今回の「第1回 会宝青年塾」でした。


その「第1回 会宝青年塾」では、石川県に鎮座する全国でも有名な白山比咩神社へ行ってきました。白山は標高が高くないのになぜ日本3大名山と言われているか。それは白山の霊山信仰が昔から盛んであったからだそうです。水の神様の話など大変勉強になりましたので、詳しくはnoteの記事もぜひご覧ください。


それ以外にもこの研修の中では、禊体験・食事研修・掃除研修など、全員で共に行うことが複数ありましたが、ここで実感したことが一体感の醸成でした。禊などは、寒くて体が尋常ではないくらいに震えている社員もいましたし、食事研修では、料理が上手な人もそうでない人もいます。また掃除研修の草刈りでは、とても1人では手に負えない現状でした。その時にどうしても仲間の力が必要であり、チームで結束しなければいけない状況が訪れるのです。頭で理解することと、実践しては経験を通して実感することでは、大きな違いがあります。このような気づきを得られる場として、今後は青年塾OBではない社員も巻き込んで「会宝青年塾」を運用していきます。

皆さんこんにちは。社長の近藤です。11月26日から27日までインドのラジャスタンで大学を複数経営するBiyani Group of Collegesがインドで開催するBICON-2023カンファレンスに登壇予定です。(インドの現地法人にいる宮川も共に登壇します)


このカンファレンスは、産業界とのパートナーシップによるアカデミック・アントレプレナーの育成を目的に開催され、北陸先端大学、九州大学などの日本の大学も協業したイベントとなっています。

ビヤニ国際会議(BICON)は、インドと日本の著名な学者、実業家、科学者、研究者をインドに招集し、専門知識の交換、革新的なアプローチの策定、各分野における最新情報を共有し、特に日印両国間の産学関係の強化を目指しています。


今回私の登壇のきっかけは、北陸先端大学で研究をされているManish Biyani様(Biyani Groupご一族)から招待を受け、インドの成長産業であるリサイクル分野における重要性を実際にインドで事業を進める会社として、未来のインドを担う子どもたちにも含めて伝えて欲しいとのお声がけでした。


インドは廃車政策が推し進められていますが、リサイクルが全土で進んでいるとはまだまだ言い難い状況です。会宝産業としてインドに貢献すべく、産学一体となって自動車リサイクルの重要性を少しでも現地の方々にお伝えするつもりです。


この取り組みを通じ、今期の経営方針でもある“フュージョン経営”をインドの大学とも連携し、日印両国で世界のあとしまつに貢献して参ります。

皆さん、こんにちは。社長の近藤です。9月10日から17日まで、優良企業の視察ツアーでアメリカに行ってきました。今回訪問した企業は、テキサス州にある世界を代表するような大手企業でした。(トヨタモーター・Zoho・ICON・ダラスカウボーイズ・Indeed・アメリカン航空など)


なぜテキサス州かというと、多くの優良企業がそこに集まっているからなのですが、その背景には、次のような理由があります。
①大きな経済規模
GDPではカナダと同規模の州になります。
②低い税制
法人税率は21%とアメリカの州で最も低く、個人の所得税もありません。
③低いコスト
住宅コストが合理的な範囲に収まっており、光熱費や交通費も安く設定されています。
④人材確保
同州には多くの高等教育機関があるため、各分野の新卒生を常に確保することが可能です。


このような背景を知ることで、私自身もとても勉強になりました。


そんな視察ツアーで印象に残っているのが、Zohoの創業者であるSridhar Vembuさん(インド人)のお話です。Zohoは、オンラインで一連のビジネスアプリケーションを提供していて、世界中で1億人以上の会員登録がされている会社です。


そんなZohoですが、設立当初から株式公開をしないと宣言していました。その理由は、会社は株主のものではなく、社員やお客様のためだからという考え方があるからです。また広告宣伝にお金を使うくらいなら、福利厚生を充実させるというお話も印象に残りました。


数年前に同様のツアーに参加させていただいた時には、会社を大きくする(売上を上げる)政策が多い印象がありましたが、今回はいかに社員に喜んで働いてもらうかを考えている企業が多いように感じました。社員の満足度が顧客の満足度に繋がっていくことも実感しました。


当社としても、職場環境の充実を図ると共に、「お客様の喜びを我が喜びとする」という経営理念を大切に、これからも改善活動に励んで参ります。

皆さん、こんにちは。社長の近藤です。8月5日に第11回目となる会宝リサイくるまつりを開催しました。


昨年はコロナ禍とはいえ、3年ぶりに開催を決意しましたが、まだまだ出足が鈍く来場された方は870人でした。


今年こそはもっと多くの方に来ていただきたいと思い企画したところ、38社の企業様にご協賛いただきました。この場を借りて御礼を申し上げます。


そして当日は、最高気温が35度を超える中、1,970人の方にご来場いただきました。毎年の1番人気である解体ショーは、今年も大盛況でした。昨年から登場したバッテリーボーイは今年も会場を大いに沸かしてくれ、お忙しい中にも関わらず馳知事にも足を運んでいただきました。


またお子様の夏休みの宿題としても人気のあるリサイクル教室では、シートベルトを使ってバックを作ってもらいました。少し難しい作業もあったようですが「自分で作る」という過程があったためか、完成したときのお子様の笑顔が印象的でした。


それ以外にも、当社オリジナルカードゲームを使用したSDGs体験やメタバース体験も楽しんでいただけたようで良かったです。


このような「リサイくるまつり」を通して、もっともっと「リサイクル」について身近に感じていただきたいと思っています。


リサイクルとは、一度使い終わったもの(一般的に不用品や廃物と言われるもの)を再生して利用することですが、一般の方でも身の回りに様々なヒントがあると思います。この「リサイくるまつり」がそんなヒントに気づく1つのきっかけになったら嬉しいと思っています。


そしてお客様だけでなく、主催者の我々もリサイクル事業が尊い事業であることを再認識できる機会になればと思い、これからも「リサイくるまつり」を継続していきます。

皆さん、こんにちは。社長の近藤です。当社では、多くのプロジェクトを立ち上げ運用しています。そのきっかけが2018年にスタートした2030プロジェクトだと思っています。


この2030プロジェクトでは、まず2030年の世界を想像しその時の会宝産業の理想像を描き、その未来像を実現するための道筋を未来から現在へ遡ってバックキャスティングで捉えて活動しています。


発足当時は、次の4チームでスタートしました。
①健康経営チーム
②生産チーム
(のちにファクトリーサイエンティストチームに変更)
③商人チーム
④広報チーム


そこに昨年リエゾンチームという新しい活動を追加し、現在は5チームで運営をしています。


このような社員主体のプロジェクトには、多くの可能性とパワーを感じています。


その中でも、昨年オープンした社員食堂などは、健康経営チームの後押しが多くありました。もともとは社員に健康であって欲しいという会長の想いが出発点ではありますが、健康経営チームの力なくして、社員食堂の誕生はありませんでした。健康経営チームのメンバーには、器材や食堂のレイアウトにも関わってもらい、食堂の名前も募集してもらい「会宝キッチン」という素敵な呼び方も決めることができました。


そして直近では次のプロジェクトが動き出しています。
・ロボット化プロジェクト
現場での仕事をロボットの導入で効率化し、その実
績を他社や世界に広めていこうという内容。
・EVバッテリープロジェクト
車のEVバッテリーをリユースし自然エネルギーを
活用していこうという内容。
・人財育成コンサルプロジェクト
カードゲームを用いて社員育成の場となるワーク
ショップを提案する内容。


プロジェクトを立ち上げて良いことは、1人では出来ないことが実現できるということと、社員の潜在能力を引き出せることです。今後もこのようなプロジェクトを通じて、お客様に喜んでいただける取り組みをしていきます。

皆さん、こんにちは。社長の近藤です。5月22日に、3年半ぶりとなる集合型のKRAセミナーを開催いたしました。

2020年以降はコロナ禍の影響もあり、オンライン開催を続けていましたが、今回はKRAメンバーの皆様に呼びかけ、東京で開催をしました。

開催のきっかけは、2月の感謝の集いで、昨年の実績をお客様にご報告したところ「その実績の背景にはどのようなことがあるのですか?」という質問を多くいただいたことです。

正直に申し上げると、その時に社内では共通認識を持てていませんでしたので、幹部メンバーと何度かミーティングを重ねました。そして、もしこの内容をKRAメンバーの皆様にお話しして喜んでいただけるのであればということで開催を決断しました。

今回は社内の細かい数字も公開するため、オンライン開催は行わないことにしたのですが、どれだけの方にお集まりいただけるのか不安な部分もありました。しかし蓋を開けてみると、北は北海道、南は沖縄から52名の方にお集まりいただき、有意義な1日となりました。

さらに今回のセミナーでは、当社からの発信だけでなく、KRAメンバーの2社(愛知県のカーグリーコマゼン様と新潟県の坂井自動車様)からも、成功事例を共有していただきました。この成功事例がとにかく素晴らしく、何よりも説得力がありました。

考えることはもちろん大切なことですが、それだけでなく「行動」を伴った取り組みに説得力があることを実感しましたし、私も勉強させていただきました。
KRAは、自動車リサイクル業界の収益性と社会性の向上に貢献したいと考えて、活動しております。


今後もKRAメンバーの皆様と共に、様々なチャレンジをする中で、未来を創造していきます。


※KRAとは会宝リサイクラーズアライアンスの略です

皆さん、こんにちは。社長の近藤です。4月10日から14日まで韓国に出張してきました。出張の主目的は、自分の目で韓国のリサイクル工場を確認したいということでした。現場を見ることで状況も把握できますし、先方の方と直接話をする中で、我々にできることも見えてくるかなと考えていました。

韓国の自動車産業は世界的にも影響力があり、2021年の生産台数は約346万台となる世界第5位です。さらに韓国自動車産業協会(KAMA)が発表した統計の販売台数をみると、2021年の国内販売台数が10.6%減だった一方で、輸出は8.2%増と好調に推移しています。

このような背景がある中で、当社にできる事はないかを探って参りました。今回は売上上位である8社を選んで訪問させていただきましたが、全体としては、20年前に日本で行っていたような現場の印象でした。

例えば車両仕入れ価格は、過去実績や仕組み化されたデータをもとに決定しているというよりは、仕入れ担当者の経験に頼る部分が多く、部品在庫点数は、販売量に対して10倍以上の在庫をしている企業もありました。

日本でも以前は、部品の在庫をより多く持っていることがステータスでしたが、まさに今の韓国がそのような状況でした。

在庫は販売に繋がることで初めて価値が出てきますので、当社のお客様がいる他国への輸出を提案したところ、興味を示す企業が複数あり、そのうちの1社では、来月すぐにコンテナをやりたいという企業もありました。

さらに企業の内部体制については、人材育成やシステムの仕組み化など多くの改善余地があり、これから情報交換をする中で協力できることが出てくると思っています。

自動車リサイクルを自国だけでなく、世界規模で考えることで、サスティナブル(持続可能)な世界が見えてくるのだと改めて実感いたしました。

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