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会宝通信メールマガジン

皆さん、こんにちは。社長の近藤です。この度、当社に関する記事が、NEWSWEEK(ニューズウィーク)誌に掲載されました。ニューズウィーク誌は、皆様ご存じの通り、世界的に有名なビジネス雑誌です。世界59カ国で発行されており、読者は50万人以上にもなる雑誌です。

3月17日に発行されたニューズウィーク誌の紙媒体版では、半ページの紙面を割いて、当社の活動、特に自動車リサイクルの海外展開に関して、ご紹介いただきました。また、ウェブ版の記事では、私のインタビュー記事として、当社の様々な取り組みをご紹介いただきました。

ウェブ版の記事は、下記より閲覧いただけます。

『Newsweek』March 17,2023_VOL.180_No.08

世界の最先端の技術動向などが特集される本誌の中で、ものづくり企業、動脈産業の企業様と肩を並べ、当社のような静脈産業の取り組みが注目されたことは、大変光栄なことです。

世界ではEVへのシフトが加速していますが、一方で自動車を使い終わった後の資源循環にも着目されています。どのように素材を分別し、脱炭素を実現しながらリサイクルを行っていくか。まさに、動脈産業と静脈産業が協調をしなければ、地球の資源循環という理想を実現することはできません。

当社をはじめ、日本がこれまで培ってきた環境配慮型のリサイクルの経験とノウハウが、世界で必要とされる日が、すぐそこにやってきていることを感じています。

ニューズウィーク誌は、現在は英語のみですが、今後アラビア語やスペイン語、ロシア語にも翻訳され、世界各国へ配信される予定です。ぜひ、皆様もご一読ください。

皆さまこんにちは。社長の近藤です。2月18日に第25回となる感謝の集いを開催し、当日は240名の方に会場にお集まりいただきました。(オンラインでの参加の方を含めると300名のご参加でした)コロナ禍で、2021年と2022年はオンサイン中心の開催でしたが、今年は以前のような規模に戻って開催できたことを嬉しく思っています。

今までの感謝の集いは私の講話からスタートでしたが、今回はVOX OF JOY様の素晴らしいパフォーマンスで開始しました。披露していただいたのは当社のイメージソングでして、素晴らしい歌声で会場が一気に活気づき、私自身もとてもリラックスした状態で話し始めることができました。

私からは昨年の活動報告と今年の抱負、さらに今年の経営方針である「フュージョン経営 ~自立した個の融合~」についてもお話しさせていただきました。今年は新たなチャレンジが必要だと感じていますが、そんな時に各自が力を発揮するだけでなく、融合することで未来が開けていくと感じています。

そして大変好評だったブランデットムービーも披露させていただきましたが、監督と俳優さんにも会場にきていただき、映画の試写会のような雰囲気でした。興味のある方は、こちらからご覧ください。

その後、私も楽しみにしていた講演会は、UNIDO(国際連合工業開発機関)で27年勤められていた萩原孝一様に講師を依頼しました。自称「在地球宇宙人」と言われる萩原様のお話はとても面白く、利他の精神の時代が来たと話されていた部分は、私もとても共感をしました。

そして夜の懇親パーティーでは、多くの方と楽しく交流をさせていただきました。オンラインで交流する気軽さも良いのですが、やはり顔を合わせて話をすることで心と心が通い合うがあります。

今回の感謝の集いを終えて思うことは、イベントの名前にもあるように「感謝」です。お客様とのご縁に、共に前を向いて進んでいく社員に感謝です。

当社には世界の「あとしまつ」をしていきたいという思いがありますが、これは一社だけで成し遂げられることではありません。しかし今回お越しいただいたような思いを同じくする素晴らしい皆さまとだからこそ、実現できる未来だと確信致しました。

皆さまこんにちは。社長の近藤です。1月に経済産業省の「コンテンツ海外展開促進・基盤強化事業費補助金」を活用した、当社のブランデッドムービーの制作・撮影を行いました。

目的は、私たち自動車リサイクル事業や静脈産業の認知を広めるため、ものを作って使った後の「あとしまつ」の大切さを動画で伝えるためです。

以前も当社のCM撮影を行いましたが、今回は経験のある映画監督さんに脚本から依頼をし、さらに実力のある俳優さんたちにも出演していただくことで、本格的な映像に仕上がっています。

昨年末より、インドでの海外ロケ・撮影も行い、世界の資源循環を考えさせられる、素晴らしい内容になっています。

また、当社の工場内で撮影されている様子から学ぶこともありました。最近の映像作品は、1つのシーンに関しても、様々なアングルから撮影し、それを繋ぎ合わせて、視聴者を飽きさせない映像にするようです。

そのため、同じセリフの1シーンを別角度で何回も撮影します。それを限られた時間内で、そして限られた撮影機材と人員で成し遂げ、良い映像を制作するために、とても入念な準備と段取りを計画されていました。

メイクさん・音声さん・カメラマンさんなど20名弱のスタッフさんがいらっしゃる中、それぞれが役割を認識し、監督の指示に臨機応変に対応しながら責任を全うする。

一つの目標に向かってチームが一致団結している姿は、私たちの会社組織でも同じだと思います。映像制作の生の現場に立会い、とても貴重な体験をさせて頂きました。

本映像は、2/18に開催する当社の経営方針説明会・感謝の集いでお披露目を行う予定です。


皆様、ぜひ楽しみにしていてください!


皆さまあけましておめでとうございます。社長の近藤です。本年も何卒宜しくお願い申し上げます。

さて今年の経営方針ですが「フュージョン経営」と定めました。フュージョンには「融合・溶解・統合」という意味があり「フュージョン経営」には自立した個の融合という思いを込めています。

当社のパーパス(理念)は「自動車のあとしまつを通して、日本・世界の環境に貢献する」というものであり、バリュー(行動指針)は、相手(お客様)に喜んでいただいた結果が、自分たちに返ってくるという、タライの法則に基づいています。

ちなみにこのタライの法則とは「我が強いと結果的にあまり自分は得をせず、相手に奉仕をする気持ちになると巡り巡って自分のためになる」という教えであり、会長が以前から我々に説いてくれた言葉でもあります。

このような根底となる不変のものがある一方で、時代の流れと共に柔軟に変えていくようなことも大切になってきますし、まさに不易流行です。

以前から会宝産業では「船の舳先」というパイオニア精神を持って、取り組んでいこうと社内で呼び掛けています。そんな中会宝産業では、昨年大きな進歩がありました。

それは、自動車リサイクル工場をインドに建設したことです。自動車リサイクルを世界規模で実現するためには、日本から中古自動車部品を送るだけでは不完全であり、各国でリサイクルできる仕組みがないと成立しません。

当社としても、海外に自動車リサイクル工場を建設することは初めてのことでしたが、まずはインド国内で複数拠点を目指し、それ以降他国でも工場の建設をはじめ仕組みづくりにチャレンジしていきます。

さらにマレーシアとケニアからの要望に応える形で、自動車リサイクル研修も実施いたしました。これらも当社のパーパスが実践された事業であり、今後も積極的に取り組んでいく予定です。

一方社内では、健康経営に基づいた社員食堂をオープンすることができました。それ以外にも創業の想いを今後も引き継いでいくためのビジョンブックを作成、さらに会宝産業版SDGsカードゲームの製品化にもトライしました。

このような取り組みは、私一人でできることではありません。社員一人ひとりの力が発揮されて初めて実現できることです。

2023年も、社員一人ひとりが成長し、さらに部門の垣根を越えた融合を促進し実践することで、会社としてさらに成長できると考えております。

「フュージョン経営」を意識し、本年も常にお客様の喜びを念頭に置き、日々精進して参ります。

皆さまこんにちは、社長の近藤です。

今回は皆さまへ、当社のクラウドファンディングプロジェクトへのご支援のお願いをさせてください。

当社は2021年から、金沢工業大学出身のベンチャー企業(株式会社LODU様)と共同で、オリジナルのボードゲームの開発に取り組んできました。

目的は、当社のような静脈産業、リサイクル企業のことを、子供たちも含めてより多くの方々に知って欲しい、楽しみながら学んで欲しいという思いからです。

私たちは日々の仕事を通して、自然環境を守り、地球の資源を循環させること、社員や地域の方々の幸せに貢献することに取り組もうとしています。

この会宝通信や講演活動を通して、当社の認知を広げようと頑張っていますが、まだまだ世の中で静脈産業のことは知られていませんし、子供たちがリサイクル会社で働きたいという声は聞きません。

私たちが取り組もうとしていること、その志を、子供たちも含めてより多くの方々に、楽しみながら知って頂きたい。そんな思いで、このボードゲームを開発しました。

クラウドファンディングを通して、皆様にゲームを体験いただきフィードバックをいただくことでより良いものにブラッシュアップし、最終的により多くの方々へ製品化されたボードゲームをお届けしたいと思っています。

ご支援いただいた皆さまには、素敵なお返しも企画しています。
クラウドファンディングの詳細に関しては、下記のURL及びQRコードからご確認ください。

URL   https://rescuex.jp/project/32544

皆さまこんにちは、社長の近藤です。9月末から10月初旬の2週間、マレーシアから7名、ケニアから4名の方々を当社のIREC(国際リサイクル教育センター)へ招聘し、自動車リサイクル研修を行いました。

今回研修に参加されたマレーシアの方々は現地の大学教授で、マレーシアでこれから施行される自動車リサイクル関連法の制定に向けたワーキンググループに参加されています。現地政府の要請を受けて、今回の研修が実現しました。

日本の自動車リサイクル法の仕組みやリサイクル率向上に向けた取り組みを学び、マレーシアでの政策提言へ活かしていくことが期待されます。

ケニアからは、現地の鉄・非鉄スクラップ素材の精錬会社の方、職業訓練校の学長様、講師の方々に参加いただきました。

今回は、JICA様の案件化調査事業の一環として研修を行いました。ケニアでも来年以降、自動車リサイクル規定が導入されますが、現地では多くの使用済み車両が道端に放置され、どのように環境配慮型の処理を行えば良いかが理解されていません。当社の日本やインドでの経験を活かし、自動車に含まれる素材を適切に分別・回収すること、適切な精錬技術を活用することで、新たな雇用や産業を起こしていけることをご理解いただきました。

世界では自動車の保有台数が14億台以上に上り、一方では限られた地球資源をどのように循環させるかが大きなテーマとなっています。

当社はこれからも船の舳先となって、自動車リサイクルを通して「世界のあとしまつ」へ貢献してまいります。

皆さまこんにちは、社長の近藤です。先日、韓国の自動車リサイクル大手企業の社長様、常務様がご来社されました。

6月に資料請求のお問い合わせをいただき、それから数回のWeb打合せをしてきたのですが、ご来社の背景として先方は次の2つの課題を持っておられました。

①自動車リサイクル事業として次世代へ引き継いでいくために、新たな経営管理手法を取り入れていきたい。
②韓国国内で調達可能な中古自動車部品を、海外へ販売拡大していきたい。

韓国車はHYUNDAIやKIAをはじめ、世界各国でシェアを拡大しており、中古自動車部品の需要は世界中で高まっています。また、韓国の自動車リサイクル業界は、日本もかつてそうであったように、業務のオペレーションが昔からいる番頭さんの経験に依存し、どんぶり勘定になっていることが多く、これから若い世代にノウハウを引き継いでいく際の課題を抱えています。

私たちも過去数十年の間、同じ悩みを抱え、その困難を解決するために、KRAシステムやECサイトの開発といった新たな取り組みをしてまいりました。

国境を超えてこのような経験を伝えていくことで、より大きな影響力を持った活動が可能になります。

同じ地球人として、お互いの強みを活かしながら協力・協調することが大切ですし、今回の打ち合わせにおいても、自動車リサイクル事業を通して、世界の環境・社会問題に貢献していけるように、切磋琢磨してくことを約束しました。

皆さまこんにちは、社長の近藤です。8月6日に、第10回目となる「会宝リサイくるまつり」を開催しました。

コロナ禍の中で「今年はやるんですか?」とお客様から聞かれたり、「できれば開催したいですね」と言う社内の声を聞く中で、我々で考えられるコロナ対策は十分に行った上で、実に3年ぶりの開催となりました。

その中で、今年は「車解体ショー」と「リサイクル教室」の二本柱を中心に企画を考えました。

さらに大きく3つの変化がありました。
①開催時間を「14時〜21時」に変更
前回までは、9時から16時でしたが「とにかく暑い」という声が多く変更いたしました。
②開催日を日曜日から土曜日に変更
お祭りに来ていただき仮に疲れてしまっても、翌日はゆっくりと過ごすことができます。
③車解体ショーの開催を2回から3回に変更
「時間が合わずに見られなかった」という過去の声を参考に変更いたしました。

今までよりも来場者は少なかったものの、コロナ禍の中で870人の方にご来場いただきました。

その中で喜んでいる笑顔のお子さんや、SNSに解体ショーの動画をアップされるお客様の姿をお見かけし、開催して良かったと実感しました。

そしてアンケートでも99.1%の方から「満足」というお答えをいただきました。
今までは車の解体ショーがダントツの人気でしたが、今回は縁日コーナー(タイヤボウリング、射的、スーパーボールすくい、流しトマト、お絵かきCarなど)が、1番人気となりました。

来年は今年以上に多くの方に喜んでいただけるよう、社員と共に知恵を出し合っていきます。

皆さまこんにちは、社長の近藤です。先日、立教大学で講義をさせていただきました。

自動車リサイクル業はなじみのない分野だったようで、真剣に聞いてくれる247名の学生さんから、私もエネルギーをいただき有意義な時間となりました。

講義の中では、会宝産業は自動車を解体するだけでなく、自動車のあとしまつを通して、日本や世界の環境に貢献しようとするPURPOSE(存在意義)について説明させていただきました。

また会長の教えでもある「相手(お客様)に喜んで頂いた結果が自分達に返ってくる」というVALUE(行動指針)も紹介する中で、地球環境についても考えてもらいました。

今この瞬間も国と国で争うようなことがありますが、地球環境に国境はありません。どこかの国や会社が取り組めば良いということではなく、一人ひとりの行動が世界に繋がっていくのです。

そしてその行動を起こすために意識を持つことは大切ですが、その前に世の中の現実を知らないといけません。これから未来を創っていく学生の皆さまにとって、この日の話が少しでもお役に立てたのであれば光栄です。

そして地球を一つの球体と考えるのであれば、他国で行われているような環境に配慮していない解体作業がそのままで良いわけはありません。

仮に私たちだけで解決できなくても、解決に向けて私たちにできる事はたくさんあります。

他国で行われている不適正な自動車リサイクルのやり方を放っておくと、必ず自分達にも返ってきます。だから日本人として、そして地球人として真剣に取り組んでいかなければならないと感じています。

皆さまこんにちは社長の近藤です。2019年の11月にインドのアビシェイクグループ(以下「ABC 社」)と合弁会社アビシェイクケーカイホーリサイクラーズ(以下「AKK 社」) を設立しました。

 

そして5月10日に自動車リサイクル工場「AKK factory」の開所式を行い、250人以上の方にご参加いただき、私も現地に行ってきました。開所式ではグプタABCグループ会長、来賓にニティン・ガドカリ道路交通・高速道路大臣ならびに、マノハ・ラール・カッタールハリヤナ州首相をお迎えし、テープカットと工場見学を行いました。

 

グプタ会長は「持続可能な活動を実施し次世代の為に安全でクリーンな世界を創造することにより、広く社会に貢献することを信じています。これがAKK創業の原点です」と挨拶されました。

 

ニティン・ガドカリ道路交通・高速道路大臣からは「ABCグループと会宝産業を激励し、この産業が経済的で実行可能な産業であるという政策を人々に伝えるべく、特別に今日ここに来ています。自動車リサイクルを通じて、新たな付加価値を生み出すことができ、インドにとって非常に重要なことです」とコメントをいただきました。

 

インドでは、廃車政策に伴いELVsの発生増加が予想され、環境に配慮したELVsの適正処理への対応が課題となっています。今後、インド全土で増え続ける ELVs の適切な処理需要に応えるため、会宝産業は自動車リサイクル工場設備、生産工程、リサイクル技術・経営ノウハウの 3 点の技術を総合した自動車リサイクルシステムの提供を行います。

 

本工場の開所を皮切りに、インドにおいて使用済み自動車の環境配慮型リサイクル事業を展開し、今後3年以内にインド全土で7拠点の工場設置を目指していきます。

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