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会宝通信メールマガジン

皆さまこんにちは、社長の近藤です。新年度が始まり会宝産業にも新しい仲間が加わり、4月4日から6日にかけて、新人研修を行いました。

今回はフレッシュな高卒社員から社会人経験が豊富な中途社員を含め6名が研修に参加し、講師は全て役員をはじめとした社内メンバーで行いました。

研修内容は、会社全体の事から会宝産業の社員として働くために必要な知識や考え方を中心に構成しました。

そして知識を吸収するだけでなく、自ら発信し頭を整理することや、チームワークの必要性を実感するメニューも盛り込み、短期間ではありますが、会宝人として当たり前の所作をすぐに覚え実行してくれて嬉しく感じました。

そしてコロナ禍で中止していた新人の「挨拶訓練」も再開し、当社が掲げる「あいさつ日本一」の意味を理解するだけでなく、実践もしていきます。きっとその「挨拶訓練」を見て、先輩社員も「自分もきちんとしないと」と感じた人はいると思います。

ビジネスマナーの講座もあり、私も部屋の中で見ていたのですが改めて学ぶことがあり、これはベテラン社員全員にも再度教育する場を検討する必要があると感じ、今後実施していく予定です。

会宝産業では、2014年から本格的に新卒採用と新人研修を行っています。

若い力が組織に与えるインパクトは戦力としてだけでなく、先輩社員に初心を思い出させるような効果もあり、結果的に組織の活性化に繋がっていきます。

新人社員は、6月にテストやプレゼン大会などもあるので、早期戦力として活躍できるように、引き続き頑張って欲しいと思っています。

会社が人を創るという考え方もありますが、会宝産業では、社員は成長することで会社を支え、支えられた会社は社会に貢献できるような人財づくりに注力したいと考えています。

皆さまこんにちは社長の近藤です。3/11〜13まで青年塾の大志伝承式が金沢でありました。 まず青年塾では、人間の根っことも言うべき”人格”を魅力的なものにすることに、最大の力が注がれていて、その塾長をされている方が、上甲晃氏になります。塾長は松下電器に勤務されている時に、松下幸之助氏から松下政経塾の出向を命じられ塾頭なども歴任されてきた方です。私も10年前にこの塾に参加し、その後13名の社員が過去に参加しています。

この青年塾で行う大志伝承式とは、現役生の卒業(青年塾では出発と呼びます)と、次に参加する人への伝承という意味合いがあり、OB実践発表の中で、私もお話をさせていただきました。コロナ禍で悩んでいる時には、塾長の「決断が条件を整える」という言葉が励みとなり、2月の感謝の集いの開催で悩んでいる時には、同じく塾長の「嵐に耐えられるたくましい人は、嵐の中でしか育てられない」という言葉が背中を押してくれました。

私を含め青年塾を経験したOBは、学んだことを仕事に活かしていますし、今回25期生として新たに11名の社員を青年塾に参加させることにしています。

そして最終日の式典の会場は、なんと会宝産業でした。しかし250人以上を収容する部屋はなく、輸出向けのエンジンをストックしている倉庫で式典を行いました。

OBの社員を中心とし、さらに社外の実行委員の方にもご協力をいただき会宝産業らしい舞台が出来上がりました。

塾長をはじめご参加いただいた皆さんからも好評をいただき、塾生にとっての晴れ舞台に少しは貢献できたかなと思っています。今後も青年塾で学んだことを活かしていきます。

皆さまこんにちは、社長の近藤です。2月19日(土)に、第24回となる「感謝の集い」を開催しました。

「感謝の集い」では、日ごろお世話になっているお客様に感謝の気持ちをお伝えすることと共に、前期実績や今期方針などをお伝えしています。

昨年はオンラインのみでの開催でしたが、今年はご来場とオンラインとお好きな方を選択できるハイブリッド方式で行いました。

お忙しい中、多くの方にご参加いただきまして、誠にありがとうございます。

第一部の経営方針説明会で、私からは今年から本格稼働するインドでの自動車リサイクル事業や、6月に完成予定のECサイトの情報を中心にお話をさせていただき、各部門の責任者からも活動報告と今期の目標を発表させていただきました。

第二部の講演会には、有限会社志ネットワーク社の上甲社長にお話をしていただきました。上甲氏は松下幸之助氏のもとで松下政経塾の塾頭を務められた方で、現在は青年塾という研修を開催されています。青年塾には私も参加しましたし、過去に13名の社員が参加し、今年は新たに11名が参加予定です。

その上甲氏が言われたことで心に残っているものが「嵐に耐えられるたくましい人は、嵐の中でしか育てられない」という言葉です。今回の「感謝の集い」もコロナ禍の中で開催すべきか中止にするか悩んだ時に、この言葉が支えとなり、開催を決めることができました。


講話の中で「志があればどんな困難もチャンスである」という言葉があったように、これからも会宝産業は船の舳先となり、パイオニア精神を持って進んでいきますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

皆さまこんにちは、社長の近藤です。新年明けましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願いいたします。

今回はインド事業についてご紹介します。


私たちは自動車リサイクルという仕事を通して「車のあとしまつ」を世界へ伝え、社会課題解決に向けた取り組みを行っていきたいと考えていますが、世界には13億台にも上る自動車が存在し、そのうち約41,800千台がインドで保有されています。


2018年、インドの最高裁判所は首都であるデリーで車齢10年以上のディーゼル車と15年以上のガソリン車の公道での運転禁止を通告し、2021年4月からは廃車政策の執行を公表しています。しかし、インドには自動車を適正に処理を行う設備、技術が十分にありません。


そのため、しっかりと処理がされていない車輌からの廃油・鉛による土壌汚染、廃プラスチック・ガラス・タイヤの投棄・野焼きによる環境汚染は大きな社会課題となり、近隣住民の健康を脅かしているのが現状です。


そのような背景がある中で、英語での情報発信を行っていたところ、2016年インドのある会社から私たちに一通のメールが届きました。そこには「世界でも自動車リサイクル事業で活躍している会宝産業とここインドでまだ大きくない自動車リサイクル事業を通して環境汚染問題解決に向けて一緒に取り組みを行えないか考えている。」といった内容が書かれていました。


このメールがきっかけとなり、両社話し合いを進め、2019年インド デリーにあるAbhishek Business Consolidation Private Limitedと合弁会社Abhishek K Kaiho Recyclers Private Limitedの設立に合意し、自動車リサイクル工場設立、稼働に向けて進めています。


インドでは、ジェトロ様にサポートを頂き、ルール形成の流れに上手く乗ることができ、2021年2月からのデリー工場の事業開始に向けて全力を注いでいます。


デリー工場は当社のインド事業の採算性を判断する試金石であり、まずはモデル工場の立ち上げに注力をし、採算性を判断できるタイミングでは、事業の横展開を進め他州への展開も見据えています。

皆さまこんにちは、社長の近藤です。先日ITC優秀賞をいただきましたので、この場を借りてご報告させていただきます。

今回の賞はITコーディネータ(ITC)資格20周年を記念し、パートナーシップと共にDX推進態勢を構築している経営者とITCをともに表彰するというものです。

当社で独自に構築してきた「KRAシステム」には、素晴らしいITCのサポートがありました。「KRAシステム」の歴史と共にご紹介します。

1996年:システム開発スタート
2002年:横屋ITCとの出会い
2004年:KRAシステム1.0のリリース
2008年:KRAシステム2.0のリリース
(原価管理システムの追加)
2010年:JRS検査システムの追加
2013年:KRAシステム3.0のリリース
(サーバーをクラウドに移行)
2014年:オークションシステムの追加
2015年:UAEオークションの開始
2017年:KTNオークションの開始
千葉入札会の開始
2019年:KRAシステム4.0のリリース
(廃車査定システムの刷新)
2021年:コーションプレート読取AI機能追加
コンテナ受注ECサイト開発開始


ITCの横屋さんとは、2002年からのお付き合いで、KRAシステムの開発に、最初のバージョンから関わっていただき、システムのバージョンアップなど、節目節目で、アドバイスなどをいただき、当社のDX推進に協力いただきました。

そのサポートに改めて感謝すると共に、当社も引き続きDX戦略を進めていきます。

皆さまこんにちは、社長の近藤です。会宝産業は2018年に、第2回 「ジャパンSDGs アワード」SDGs推進副本部長(外務大臣)賞を授与されました。大変ありがたい受賞だったのですが、それをきっかけに、SDGsやサステナビリティといったキーワードで講演依頼をいただくことが増えました。私は人前で話すことがあまり好きではないのですが、会宝産業や自動車リサイクル業界のことを知っていただく機会だと思って、喜んでお引き受けさせていただいています。

先日(10/2)は、日本マネジメント学会 第84回全国研究大会で、統一論題が「資本主義社会とマネジメント ~サステナビリティの全体最適と個別最適~」というオンライン形式のイベントで講演をさせていただきました。当日は70名の教授・先生方がWebに集い、私からは「創業時からのSDGsによる経営」という題目で会社の歴史や取り組み、今後のビジョンについて40分お時間を頂戴し、第2部のパネルディスカッションでは、SDGsのルーツやビジネスの持続可能性、組織内部・外部に向けての経営教育というお話もさせていただきました。

そしてこの学会に参加されていた文京学院大学の先生より、次は本校で「持続可能な未来に向かっての学び」という題目で講演して欲しいとお誘いを受け、我々の行っている「あとしまつ」の仕事を沢山の方々に知って頂けるチャンスをいただくことができました。このような機会やご縁に感謝すると共に、引き続き情報発信を行ってまいります。

皆さまこんにちは、社長の近藤です。9/17に当社会長の書籍「儲けるから儲かるへ ~循環で完成する地球と経済の未来~」が出版されましたので、ご紹介させていただきます。


この本には創業から52年経ち、経営者として常に「人のために何ができるか」を考え、ひたすら挑戦し続けた経験が書き記されています。これからの経済のあり方、経営のあり方を見つめ直すヒントとしてご覧いただけましたら幸いです。


私はこの本を読むことで、改めて日々の教えを振り返ることができました。商売の原点である「お客様の喜びを我が喜びとする」ことや、自分の利益を考えるよりも、先に他人の利益を考えるという「利他の精神」などはいつも社内で言われていることです。


会長の考えを継承し、自動車リサイクル業を通して世界のあとしまつの仕事をしていきたいと思っています。会宝産業の創業者である会長からの学びは、後世にも伝えていかなければいけない会宝人としての指針だと思っていますし、さらに自分の考えをプラスして、自分の言葉として発信していくことが私の役目だと認識しております。


最後に、この本の「まえがき」を一部ご紹介させていただきます。


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自動車リサイクル業を通して、利益だけを追い求めるのではなく、顧客もパートナーも共に反映できる仕組みこそ大切になってきます。


そして何よりも地球環境を第一に考え、持続可能な事業へと昇華させることが必要になってきます。顧客もパートナーが利益を出せれば、自然と自分たちへその利益は返ってくるのです。


自社の利益拡大という山を登りつめるだけの20世紀型の経営は、これからの時代には通用しません。これから企業が何よりも大切にしなければならないのは、関わる人々の幸せを最優先に考えた事業モデルを作り出すことではないでしょうか。

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皆さまこんにちは、社長の近藤です。

なかなかマスクを外せない日々が続いています、お変わりないでしょうか?
もう少しの辛抱と思い始めてから気づけば1年以上が経ちますが、改めてもう少しの辛抱と肝に銘じております。

一方でこのような時期だからこそ出来ることもあります。今までのようなやり方では出来なくなったことがあるとしたら、それは新しい変化を起こせるチャンスでもあると思っています。


2011年から毎年8月に開催していた「会宝リサイくるまつり」も新型コロナウイルスの影響により、昨年そして今年と2年連続で中止としました。しかし、ただ中止とするだけではなく、そんな時にこそ何かできることはないかと考え、昨年は人数を制限した「会宝ワクワク工場見学&ワークショップ」を行いました。


今年もただ「中止にしました」とするのではなく、小学生限定の「リサイクル工作コンテスト」を企画しました。これは、車の中古部品を使って工作をしてもらおうというものですが、このイベントを通して、子どもたちが「ごみの削減やリサイクルの必要性」について考えるきっかけになればと思っております。具体的には、事前にお送りする12の中古部品を使って自由に工作をしていただき、最終的にはその完成品の写真をもとに審査をして、最優秀賞と優秀賞を決定いたします。


子どもたちからどんなアイディアが出てくるのか、こちらもワクワクしています。


現在応募作品を精査中ですが、9/10に当社ホームページで発表させていただく予定なので、どうぞお楽しみに!


子どもたちの柔軟な発想を楽しみにすると共に、そこから学ぶ姿勢を私自身も忘れないようにしたいと思っています。

皆さまこんにちは、社長の近藤です。今年の経営方針は「共進化」を掲げています。ここには読んで字のごとくおり、共に進化していこうという思いを込めています。


そのためにも、社内では色々ある活動をプロジェクト化していこうというこで、数をどんどん増やしていき、今年に入ってから12のプロジェクトを立ち上げ進行中です。


その中で「会宝産業HAKUSHOプロジェクト」というものがあります。


これは会宝産業の過去を振り返り、主要なデータとともに経営の思い、ターニングポイント、象徴的な取り組み等を整理することで、「会宝産業らしさ」を深く理解するプロジェクトです。

社歴の長さに関係なく、会宝産業の社員であれば誰でも歴史を共有し、それをお客様をはじめとした外部の方にも語れるようになることで、ひとり一人が会社に誇りを持てるようになると思っています。


このプロジェクトの期間は、5月から8月までとしており、現在の取組みとしては過去の様々な定量・定性データを集めている段階であり、過去の会宝通信からも沢山の情報を吸い上げ取り纏めています。


それらの情報をみんなで共有して時代背景を理解すると共に、会宝産業の歴史を知ることができます。そのような歴史を共有した上で、会宝人のクレド的なものにしていく予定です。


そしてこの「会宝産業HAKUSHOプロジェクト」を元に、未来のHAKUSHOを自分達が創り上げる!という気概を持って、これからも様々な事にチャレンジしていきます。

皆さまこんにちは、社長の近藤です。6/15に第15回となるKRA(会宝リサイクラーズアライアンス)勉強会を開催しました。(詳細は「今月のトピックス」をご覧ください)

そこではKRAシステムの新機能である「コーションプレートのAI読み取り機能」を発表いたしました。


コーションプレートとは、ボンネットを開けると貼られていることが多いもので、車両の詳細情報が表示された金属板のことです。私たちは車両情報を取得し、自動車リサイクル法に基づいて適正処理をするための登録作業をしています。法令遵守という観点ではもちろん慎重に行わなければいけませんが、業務効率に目を向けると、いかにスピーディーに行うかが大切になってきます。


当社ではこの業務を車検証やコーションプレート情報を手書きで伝票に記入し、それをパソコンでシステムに入力していましたが、5年前からは手書きをタブレットに変更して、改善をしてきました。


しかし今回の新機能では、手入力作業自体を省略することに成功しました。
具体的にはコーションプレートを写真でとると車検証情報を入手し、5秒後には自動入力が完了しています。


今までタブレットで登録作業を行っていた営業マンからは「いや~これは画期的です」「凄い」「感動しました」などの声が聞かれました。


当社の規模だと年間300万円くらいの改善効果を試算していますが、それ以上に先程の現場の声が嬉しいのです。


さらに肉眼で識別が難しい時を除けば認識率は100%なので、入力ミスも減少します。


この新機能は、すぐにKRAのメンバー企業様に無償でご案内をしました。なぜならば一社で使うよりも、意欲的な企業と意見交換をしながら進めていくほうがより良いサービスになるからです。


そして何よりもKRAの目的である「自動車リサイクル業の収益性と社会性に貢献したい」という思いを実現できるように、これからも前へ前へと進んでまいります。

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