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会宝通信メールマガジン

皆さまこんにちは、社長の近藤です。6月18日に在日インド大使館経済商務担当公使モナ カンダール様と食事会を行いました。

新型コロナウィルスの世界的な蔓延に伴って、インドでは2020年3月末からロックダウンが実施されました。ロックダウンは6月1日までに段階的に解除されましたが、その後、感染者が増加している状況です。

当社はかねてよりインドでの自動車リサイクル事業の推進を行っており、インドの中央政府機関とも連携を図り、今年インドで公示される自動車リサイクル政策と同時に、デリー近郊で環境配慮型自動車リサイクル事業を推進する予定でした。

しかし、今般の新型コロナウィルス による混乱から、インドでの行政手続きが止まってしまい、また工場の建設も完全にストップしてしまいました。

在日インド大使館様の計らいで実現した今回のモナ カンダール公使との食事会では、当社が直面している課題の共有や、現地政府側での臨機応変な対応をお願いし、インドで環境汚染を引き起こしている使用済み自動車のリサイクル事業をいち早く開始できるよう、共に情報共有をしていくことを話し合いました。

また食事会では、当社の創業者である会長から、「あとしまつ」の大切さや「環成経」、つまり環境を良くして成長する経済のモデルを作ることの重要性、その理念を説明し、インドの将来的な経済発展に対して微力ながら当社もぜひ協力していきたい旨をお伝えいたしました。

モナ カンダール公使からも、インドは多様性を受け入れる民主国家であることから、より多くの人々が恩恵を受けることのできる仕組みを作っていくことが重要で、循環型産業の必要性と日本企業の技術・ノウハウをインドの発展に活かせるよう、協力をして頂けるようお話を頂きました。

皆さまこんにちは、社長の近藤です。先月号で当社の「コロナ対策 11の取り組み」をご紹介しましたが、皆さまの会社での影響はいかがでしょうか?当社は売上の7割以上が輸出なので、世界的なロックダウンの影響もあり業務も減少しています。

そこで現在は、業務量に合わせて特別シフトを作成して、休業を取り入れながらローテーションを組んで仕事をしています。これは一時的なものですが、社員の給与を保障しつつ、少しでも会社の経費を抑えられるように、雇用調整助成金の活用を視野に入れた取り組みです。

そんなローテーションの中に「農業応援」という勤務体制があります。毎月この会宝通信でもご紹介しているように、当社には農業事業部があります。

当社の農園は本社から車で40分ほど離れた宝達志水町という場所にあり、1500平米の敷地にビニールハウスが5棟あり、トマトを栽培しています。

農業事業部の社員は3名いますが、ローテーションで休業できるほどの余裕はないのです。だから「部門をまたいで応援」なのです。

私もGWに2日応援に行きましたが、とっても大変です。他の社員も同様に弱音を吐いています(笑)

暑い:ハウス内は40度近くになる日も!
痛い:普段使わない筋肉をたくさん使います。
辛い:とにかく辛い姿勢が多いのです。
長い:時間が経つのがとっても長く感じます。
ひどい:金沢弁で「疲れる」という意味です。

農業従事者の皆さんの大変さがよく分かりましたし、作業後に食べるトマトは格別です。

そしてその農園からさらに車で10分ほど行くと、羽咋市と共同で自然栽培に取り組んでいるIoTを活用したもう1つの農園が見えてきます。ここは500平米の広さがあり、幹部のみんなと休日を利用してサツマイモの定植を・・・、続きは2ページ目をご覧ください。

皆さまこんにちは、社長の近藤です。半年前に今の状況を予想できましたでしょうか?ほとんどの方はできなかったと思いますし、私もその1人です。

国民が楽しみにしていた東京オリンピックがまさか延期になるなんて、誰も想像できなかったでしょう。しかし今起きている現実から目を背けては未来は創造できません。そして何よりもコロナウイルス対策。当社でもできることを行っていますので、ここでご紹介いたします。

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「会宝産業 コロナ対策11の取り組み」
①全員マスク着用
②全員毎朝体温チェック(全員記入)
⇒37.5度以上あった場合は出社ストップ。
③事務所では休憩毎に換気
④全体会議は集合せずにテレビ会議に変更
⑤朝の会議は可能な限りSocial distanceをとる
⑥朝礼は集合せずに部署ごとで実施
⇒共有事項は、全社チャットワークで共有。
⑦食堂を対面型から一方方向型の配置に変更
⑧自然治癒力を高める(基礎体温をあげる)ために全員「ショウガ紅茶」を摂取
⑨休憩時のコーヒーを「ショウガ紅茶」に変更
⑩玄関と事務所と食堂にハサップアクアを噴霧
ハサップアクアの詳細については、「今月のパチリ」のコーナーをご覧ください。
⑪万が一に備え会社で社員分の食料を確保
(お米4tと全社員1週間分の非常食)
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上記の取り組みについて、KRAメンバーと共有したところ、逆に色々な情報をいただきとても助かっています。

先が見えるからこそできるのが我慢ですが、その我慢の原動力が家族や社員と共に仕事を通してのご縁であることを実感しています。

そして、我々の業界では「難しい」と思われがちなテレワークについても現在取り組み中です。

今までに経験したことのない今だからこそ、「変わるチャンス」であるという認識を持ち、1日1日を大切にしていきます。

皆さまこんにちは、社長の近藤です。先日栃木県にあるエコアール様にお伺いしてきました。個人的には2年ぶりの訪問でした。

エコアール様は会宝リサイクラーズアライアンスのメンバーでもあり、これまでも様々な情報交換をさせていただいています。

その上で今回は、当社で輸出に関してもっとお手伝いできることはないかと思い、訪問させていただきました。

先方の石井社長からは、「輸出に関してこれから時間をかけて自社で新たな取り組みを行う時間はもったいないと思っています。それよりも会宝リサイクラーズアライアンスのサービスをフル活用し、会宝産業さんにどんどん相談をしていきたい」とおっしゃっていただきました。

この言葉を聞き「人から頼られることは、こんなに嬉しいことなんだ」と改めて実感いたしました。

一方でエコアール様から学ぶこともたくさんありました。まず2年前と比べて会社の規模が大きくなり、現場での取り組みも、今すぐできる目の前のことから、中期的に必要なことまでたくさんの工夫がされていて、この業界を引っ張っていくという気概を強く感じました。

働いている社員さんの対応もとても温かいのが印象的でした。さらに当社も「あいさつ日本一」というスローガンを掲げていますが、エコアール様の素晴らしいあいさつを見て「負けていられないな」と良い刺激をいただきました。

そして何よりも感銘を受けたのが、石井社長の「Give&Give」の精神です。当社も「相手の喜びを我が喜びとする」という創業精神を踏襲していますが、今後も協力・協調しながら自動車リサイクル業界の発展に貢献していきたいと強く感じました。

皆さまこんにちは、社長の近藤です。2月15日に毎年恒例の感謝の集いを開催しましたが、おかげさまで第22回を迎えることができました。

当日はお忙しい中、北は北海道、南は沖縄から時間とお金をかけてわざわざお越しいただきまして本当に感謝を申し上げます。その中でも今年はKRAメンバーからも多くの方(18社25名)にお越しいただきました。感謝と共に、今後も「競争から協調へ」の精神で活動していきたいと再認識いたしました。

私の発表では、これまでの演台スタイルではなく、ヘッドセットマイクを利用したハンズフリースタイルでお話をさせていただきました。話しやすさはあるのですが、台本やカンペを見られないと言う難しさもありました。そんなスタイルを、主体的な社員の発表でも提案したところ、2030プロジェクトのメンバーが見事にやり遂げてくれ、成長を感じる出来事でした。

そして第二部の講演会では、初めて喜多川泰様にお話をしていただきました。私自身も大好きで喜多川様の本を何冊も読んでいます。

当日のお話でも、一歩踏み出す行動の大切さを再認識させていただき、「その行動は必ず想像を超えた未来をもたらす」という言葉にたくさんのエネルギーをいただきました。また新しい出会いが未来を変えるという言葉もあり、感謝の集いをより尊い存在と感じることもできました。

今年の会宝産業のスローガンは「全体性+」です。会社は1つのものであるという全体性を意識しつつ、そこにさらにプラスしてお客様の喜び、利益、社会、環境までも考えた取り組みもして、来年良い報告ができるように、日々精進していきます。

皆さまこんにちは、社長の近藤です。先月UAEに出張してまいりました。今回は第8回となる「KRA勉強会」のUAE視察ツアーということで、同業者の皆さまや当社社員と合わせて総勢21名で行ってきました。

今回の主目的はKMEオークションの視察です。KMEオークションとは、2014年の12月から当社の子会社がUAEで開催している中古自動車部品のオークションであり、日本から定期的に中古部品をコンテナ単位で送っています。

最初は当社からのコンテナが中心でしたが、少しずつ会宝リサイクラーズアライアンス(以下KRA)メンバー様からの出荷も増え、昨年は合計136本(会宝産業:45本 KRAメンバー合計:91本)のコンテナをKMEに送りました。

KMEオークションの実績は常にKRAメンバー様にもメールでシェアしていましたが、「一度現地を見てみたい」という要望もあり、半年前から企画を練っていました。

今回はKMEオークションの視察はもちろんですが、現地周辺のマーケットも併せて視察できました。普段はなかなか入ることができないようなエリアもありましたが、現地にいる当社スタッフが頑張ってくれました。(毎月書いてくれている3ページ目の「社員海外レポート」もぜひご覧ください)

現地に行かないと分からないことがたくさんあります。そして何よりも志を共にするKRAメンバーの皆さまと一緒に行くことで、得られることが多くあります。今回の経験を各社で活かしていくと共に、今回のような企画をまた考えていきます。

皆さま明けましておめでとうございます。社長の近藤です。昨年は大変お世話になりました。

また2017年の10月にキックオフした会宝リサイクラーズアライアンス(KRA)でも、現在68社の同業者の皆様と新しい仕組みづくりを行うことができ、大変ありがたく思っております。

昨年は「全体性」でしたが、今年は「HIGH-performance」と言うスローガンを掲げました。もちろんその言葉の通り、レベルの高い仕事をしていきたいと言う意味もありますが、頭文字から次のようなメッセージも込めました。

・Hard things 困難に立ち向かう
・Innovation 革新・改革をしていく
・Global 世界のあとしまつをしていく
・Human 人づくりをしていく

昨年は我々の業界では鉄相場の下落もあり、大変苦しい1年でした。しかしそんな時にこそ新たな挑戦を大切にしたいと思っております。挑戦をすることで失敗もあるかもしれませんが、その失敗を未来に活かすことで経験という大きな財産に変わりますし、その財産が次の挑戦に活かされます。

当社では創業者である会長が、我々の世代のためにステージをつくってくれました。そのステージの上で様々な挑戦をしていくことが大切であり、恩返しであると考えています。

そしてその挑戦とは、自動車リサイクルという「あとしまつ」の事業を通して、地球環境に貢献することであると考えています。さらに、その挑戦をシェアすることで、自動車リサイクル業界にも貢献できればと思っております。

「相手の喜びを我が喜びとする」と言う商売の原点を常に忘れずに、日々精進していきます。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

皆さまこんにちは、社長の近藤です。11月18日に「第7回KRA勉強会」を開催いたしました。今回は久しぶりの東京開催でした。

そして今までの基調講演では、異業種から学ぶ機会を優先してきましたが、今回の講師は7回目にして初めて自動車業界からのご登壇で、ご存じ「カーセブン」の井上社長にお引き受けいただきました。もちろん、熱い活気のある時間となりました。

今では全国に160店舗以上のFC展開をされていますが、過去には業界初のスマホ対応のシステムを開発するなど、常にエンドユーザー様の目線を大切にされています。また「業界が良くないと自社は良くならない」という信念のもと、業界を変える活動についてもお話しいただきました。KRAの理念に通じることも多く、大変勉強になりましたし、とにかくパイオニア精神に富んだ姿勢の影響で、会場が一気に活気のある空間となりました。

中古車販売業者とリサイクル業者の相乗効果についての話や、カーセブン様と共に取り組んでいる車両調達サービスの進捗についても共有致しました。

それ以外にも、船井総研様独自の統計をもとに、自動車業界の未来を予見し、そこから逆算して自動車リサイクル業として何をすべきかというメッセージをいただき、参加された皆さまは、明確な課題と宿題を持ち帰られたかと思います。
そして、参加者全員が楽しみにしている事例報告は、「新規バイヤー受入れ」と「KMEコンテナの初出荷」について2社から発表していただきました。また当社からもマスメディアでは入手できない、取引顧客から届いた南米の現状などをシェアさせていただきました。

メンバー企業の皆さまとは、回を追うごとに距離が近くなり、共に創造できる未来を実感しています。改めて素敵なご縁に感謝です。

皆さまこんにちは、社長の近藤です。9/18-19と「次世代経営者育成塾」に参加するために気仙沼(宮城県)に行ってきました。「次世代経営者育成塾」とは、株式会社中井ビジネスコンサルタントの中井代表が主催する塾で、企業、経営者、知識人の皆様のネットワークの知見やノウハウを、近い将来経営に携わる若い世代に提供し、今後の日本を担う経営者育成の一助とするという設立趣旨があります。その中井代表は気仙沼出身であり、株式会社オークネット(現東証一部上場)の副社長も務められていた方ですが、2011年の東日本大震災を機に地元の支援に力と時間を注ぎたいという想いから、現会社を立ち上げ独立される一大決心をされました。

今回の気仙沼での「次世代経営者育成塾」では、東日本大震災で壊滅的な被害を受けた後、奇跡的な復活を果たした、株式会社かわむらの川村賢壽会長から、「経営者としての心構えや復活の軌跡」について学ぶ目的がありました。株式会社かわむら様は、日本最大級の「いくら」、「わかめ」工場を保有する東北屈指の水産加工会社です。2011年に25の工場が被害にあいましたが、5年かけて18拠点まで回復されたそうです。

川村会長のお話はどれもが深く心に残りました。社訓である「繊細かつ大胆な心で選ばれる企業へ」をご説明いただいた後に、「人は死に方は選べないが、生き方は選べる」「人で始まり人で終わる」「負けた悔しさをどれだけ貯金できたか」など、メモを取る手が止まりませんでした。そしてつくづく私たちが置かれている環境は恵まれており、まだまだ甘いなと痛感しました。他を知らないと井の中の蛙になってしまいます。だからこそ、常に世界に目を向け、謙虚な姿勢を忘れないことの大切さを再認識しました。

皆さまこんにちは、社長の近藤です。この度、第1回ジャパンSDGsアワード受賞組織である金沢工業大学様と連携し、アワード受賞団体間の連携や協力機会の創出をし、SDGsの達成に向けた活動を展開していくための取り組みの1つとして、8月1~2日に「第2回ジャパンSDGsサミット」を開催いたしました。今回は、千葉県の神田外語大学様のキャンパスをお借りし関東での開催となりました。

1日目では、「循環型社会の担い手を創るSDGs教育」と「中小企業におけるバックキャスト人材の育成とSDGs経営の推進」というテーマの下、2つのセッションに登壇いたしました。今後の時代を担う人材として「自分さえ良ければいい」という利己的な考えではなく、環境や社会を良くするために私たちには何ができるか、という広い視点を持つことの重要性を当社としてお話しいたしました。初日は計40団体の皆さまが参加され、活発な意見交換が行われました。

そして2日目のユースサミットでは、全国から集まった学生が主役となり、SDGs推進団体とともに、若者視点で2030年のありたい姿を描き、その実現に向けた一歩を宣言されました。金沢工業大学の学生の皆さまによるSDGsカードゲームをはじめ、長崎グローバルイノベーターズの塾生の皆さま(真未来塾)によるプラスチックごみやジェンダー問題を訴える動画など、子供達がすでに全国で様々なアクションを通じてSDGs貢献に向けて取り組んでいます。子供達の頑張りを見て、私たち大人も頑張らないと、逆に勇気を頂く機会ともなりました。

当社としては、本業の自動車リサイクル業を通じた循環社会構築はもちろん、日本全国の皆さまとのパートナーシップを通じ、より良い社会の実現を目指して参ります。

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