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会宝通信メールマガジン

 こんにちは、近藤です。4月9日、NPO法人バイオマス産業社会ネットワーク副理事長の竹林さん、芝浦工業大学の吉久保MOT担当教授(吉久保先生はTOTOにてウォシュレットの開発に携われたそうです)、日本利達の趙社長の3名が来社、当社の事業を視察されました。

 バイオマス産業社会ネットワークはバイオマス資源の持続可能な利用の促進を図ることで、循環型社会の構築を目指すNPO法人です。当社も資源のリサイクルを行うことで静脈産業を確立させようとしていますので、考え方の基本は同じです。

 竹林さんからはドイツのバイオマス事情をお聞きしたのですが、実際に140町村のバイオエネルギー村があるそうです。そして2013年の再生可能エネルギーの比率は23.4%にも達しており、すでに原子力エネルギーの15.4%を上回ってます。

 日本はどうなのか調べてみると、平成22年にバイオマス活用推進基本計画が閣議決定され、農林水産省が主導して「バイオマス産業都市」構想なるものがあり、すでに16地域が選定されているんですね。「バイオマス産業都市」は「経済性が確保された一貫システムを構築し、地域の特色を生かしたバイオマス産業を軸とした地域」であり、今後5年間で約100地区(各都道府県に2地区程度)指定する予定のようです。

 その構想は当社が2017年に計画している新本社構想とかなり似たものなっていることに気付きました。つまり国策に沿ったことを検討しているわけです。新工場は成功させなければと、気持ちを新たにしています。