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会宝通信メールマガジン

 こんにちは、近藤です。神田昌典氏を指南役として「近藤塾」なるものをやることになりました。しかも10 月~ 12 月まで毎月1回の計 3 回。なぜ?とは聞かないでください。神田さんと会話している流れの中で、「近藤塾やりませんか?」「神田さんが仕切っていただけるならやりましょう」ということになったのですから。私もどのような展開になるのかは全く不明でした。

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 こんにちは、近藤です。9月8日(土)、神田さんのセミナーに参加してきました。これからの3年は時代の転換点、この時代は[飛び込んだものに運が開かれる」。そこで明確な判断基準を提供したいという趣旨で金融、マーケティング、リーダーシップの観点から、国際金融コンサルタントの菅下清廣氏、経営コンサルタントの神田昌典氏、みんなの党代表の渡辺喜美氏がそれぞれ講師となり進められました。

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 こんにちは、近藤です。8月31日、日本IBMが主催する取引先向けの「天城エグゼクティブ・セミナー」にゲスト講演者として行ってきました。天城の研修施設は富士箱根伊豆国立公園内の一角、まさに風光明美なところにあります。

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 こんにちは、近藤です。7月3日、東京・市谷のJICA研究所にてBOPビジネス支援セミナーが行われました。私は先行企業の紹介ということで、約30分、当社の事例を話しました。セミナーには主催者(経産省)の予想を上回る170名が出席、急きょ追加で椅子を準備するほどの活況となりました。

 「BOPビジネス」とは途上国におけるBOP層(Base of the Economic Pyramid)を対象としたビジネスであり、水、生活必需品、貧困削減など、社会的課題の解決につながると期待されるビジネスモデルのことです。BOP層とは、一人当たり年間所得が3,000ドル(約24万円)以下の階層であり、全世界人口の7割、約40億人が属するとされています。市場規模は日本の実質国内総生産に相当する5兆ドル規模に達します。

 昨秋、当社はJICAが公募したBOPビジネス連携促進調査に採択されました。「ナイジェリアでの自動車リサイクルバリューチェーンの構築事業」です。調査活動は年内いっぱい続きます。事業がビジネスとして成立すると判断されれば、自動車リサイクル工場を建設する予定です。

 このセミナーにはコンサルタントの神田昌典さんに同行していただきました。そして私の話を引き継ぎ、十分にフォローしていただきました。神田さんはカバン持ちとおっしゃていましたが、恐縮しきりです。

 ところで、神田さんの経営するALMACREATIONSが毎月発行している「ダントツ起業実践オーディオセミナー」の最新号で私が取り上げられてます。タイトルは「地方発フツーの企業が世界を変える!」「新産業を生み出す方法を実践から学ぶ」。とても照れくさいのですが、一人でも多くの方に知っていただければと思い、恥ずかしながらの広告宣伝です。

 こんにちは、近藤です。6月17日から27日まで、1992年6月にリオデジャネイロで開催された地球サミットから20年のイベント「リオ+20」参加のため、リオデジャネイロに行ってきました。私たちRUMアライアンスの活動が認められ、JICAと共同での展示と90分のセミナーを行いました。

 19日~24日までの6日間で、私たちのブースには約20か国170名余が訪れ、途上国の自動車リサイクルへの関心の高さを肌で感じることが出来ました。今回自動車リサイクル業が日本政府パビリオンで静脈産業の意義を世界に発信することが出来たことは大きな成果だと感じています。以下にセミナーでの私の15分のスピーチの一部をご紹介します。

      静脈産業と利他の精神

 このスライドの下の一文はアフリカのことわざです。「地球は、我々のものではない。子孫に受け継がれていく宝物である」。私たちは、この美しい地球を次世代に残す義務があります。20年前開かれたリオサミットのテーマは持続可能な開発(Sustainable Development)でした。ブルントラント委員会の「我ら共有の未来(Our Common Future)」では、持続可能な開発とは、「将来世代のニーズを満たす能力を損なうことなく、現在世代のニーズを満たす開発(Development that meets the needs of the present generation without compromising the ability of the future generations to meet their own needs.)」と定義されました。ここで言うように「将来世代のニーズ」なくして「現在世代のニーズ」はない訳ですから、先ずは我われの子や孫の世代に地下資源や天然資源があるかを考えることです。また、「現在世代のニーズ」についても、明日の生活すら危うい発展途上国のニーズが満たされることです。私たちが進めるアジアやアフリカにおける静脈産業の起業は貧困や廃棄物問題に解決の道筋をつけるグリーン・エコノミーの具体例です。

 先ほどのアフリカのことわざや七世代先を考えるアメリカ先住民の心は私たち現代人に受け継がれたでしょうか。私は、人類の英知は連綿と受け継がれていると思います。昨年3月11日、日本で起きた東日本大震災に遭遇した東北地方の人たちは悲しみを受け入れ、自己よりも他人を思いやって行動したのです。その映像に世界は賞賛と共感を贈りました。

 人類は利己的な利益のみを追求する存在ではなく、他者を思いやることに喜びを感じる存在です。普段は心の奥に隠れていても大事が発生したときこの利他の精神が蘇ってきます。私たちがリオサミットから20年、再びこの地に集まったのはこの利他の精神を世界に発信するためです。私は一人の日本人として、ブラジルの人たち、アフリカの人たち、そして世界中の人たちが、このかけがえのない地球を守るために利他の精神を発揮することと共に我々RUMアライアンスは増え続ける自動車のリサイクル、要は静脈産業を確立させてまいります。

 こんにちは、近藤です。HPのブログでも取り上げられていますが、トマトの出荷が始まりました。今年は3棟のビニールハウスを増設、トマトに特化して、年内に20トン以上生産する予定です。この生産量は石川県では最大規模となります。
 

 自動車リサイクルと農業? 奇異に思われる方が多いかもしれません。でも、私の中にはずっと構想がありました。自動車リサイクルの工程で廃油処理は欠かせません。この廃油を燃料としたヒーターを利用すれば、コストを抑えながら、北陸の冬でも農作物の収穫ができる、そう考えていました。私が唱えている静脈産業のひとつの具体的な形です。
 

 農業を始めた理由はもう一つあります。当社の経営理念のひとつに「私は生涯、楽しく会宝産業で働く」という一項があります。私は、「社員が生涯、楽しく働く」ことのできる環境を作らなければならない。考え抜きました。そして、たどり着いたのが農業事業への取り組みです。もちろんビジネスですから計画を持ち、実践し、検証し、見直すことが必要です。
 

 おかげさまで、糖度の高い、本当においしいトマトができるようになりました。昨年は試験的なものでしたが、今年は本格的に直販もします。ぜひ会宝のトマト味わって下さい。

 こんにちは、近藤です。JICA・BOPビジネスFS調査の一環として、3名の研修生を迎え3月26日から行ったIRECでのナイジェリア研修は、5週間のメニューを予定通り終了しました(うち1名はさらに2ヶ月間の現場研修予定)。
 
 2010年2月に行った中南米4カ国14名に行ったものとは違い、今回は自動車リサイクル工場をナイジェリアに作るための先鋒となる3名への研修です。研修生はパイロットプラントを稼働させるための当社合弁会社の2名と、ナイジェリア政府関連の職員で自動車政策担当の1名。
 
 実際に受け入れてみて気付いたのですが、彼らは極めて優秀で、日本の自動車リサイクルに関する状況を把握するだけではなく、私が常々唱えている、日本人の心、ふるまい、思いやりなども理解し、日々の研修の中で学んできたように思われます。彼らの報告書を見ても十分に理解していることが感じられます。
 
 彼らはナイジェリアに戻り、自動車リサイクル工場設立のためのリーダー的な役割を果たすことになります。現地においてはこれからがスタートです。循環型社会の実現に向けたプロジェクトが始まりました。
 
 
 
 

 こんにちは、近藤です。ブラジルへ行ってきました。2年前、JICAのサポートにより、当社IREC(International Recycling Education Center国際リサイクル教育センター)にてブラジル、アルゼンチン、コロンビア、メキシコから14名の政府関係者、大学教授、業界関係者などを招へいし、3週間の研修を行いました。
 今回はそのフォローアップ研修ということで、当時の研修参加者がブラジリアに集まり、その後の自動車リサイクルに関わる情報交換を行いました。私たちの教えたことが、実際に良い影響を与えていることを実感できて嬉しかったです。また、久しぶりの再会で、いろいろな思い出話が出てきて、楽しい時間を過ごすことができました。
 JICAのアレンジにより、CNT(Confederation National Transport 国家運輸連盟)を訪問し、RUMアライアンスの活動を中心に日本の自動車リサイクルについてのプレゼンを行いました。また、ナイジェリアにおいて、自動車リサイクル工場のFS調査に入ったことも伝えました。
 CNTはブラジル国内輸送について、大きな影響力を持つ組織であり、 国に対して積極的に政策の提言を行っています。そのCNTの総裁との会見で、「これまで車検制度や自動車リサイクルについて立法の準備を行ってきたが、法律的なことだけではなく、日本の自動車リサイクル文化についても学びたい」との発言がありました。私たちが発信している「もったいない」や「循環の考え」は持続可能な社会を実現する上で大変重要です。日本が世界の誇れるのは、まさにこの部分です。方法や技術だけではなく、こうした理念を伝えることは、私の使命だと考えています。
 今回の訪問で、静脈産業への関心が世界中に広がっていることを確信しました。まだまだ、これからやることが山積みです。
 

 こんにちは、近藤です。2月は大きなイベントが2つありました。一つはナイジェリアでの自動車リサイクル事業化調査キックオフミーティングです。

 昨年10月にJICAから「BOPビジネス連携促進FS調査」として採択を受けた活動が本格的に始まりました。2月15日、現地アブジャのヒルトンホテルには約100名の関係者が出席されました。

 本事業はナイジェリア行政サイドの関心が高く、民間企業としては会宝産業ナイジェリアが主体となって取り組みますが、ナイジェリア側はNAC(National Automotive Council)主導のもと、当地の地方政府機関が積極的に関与しています。

 ミーティング席上の挨拶を私は初めて英語で行いました。原稿を必死に読んだのですが、やってみれば何とかなるものです。スピーチの締めでケネディの名言「国家があなたに何をしてくれるのかを期待するのではなく、あなたが国家に対して何をできるか…」と続けるあたりから、参加者の多くが、私と一緒になって唱和する声が聞こえてきました。鳥肌が立つほど感動すると同時に、この事業に対する期待をひしひしと感じました。

 もう一つは2月恒例の、「経営方針説明会」、「講演会」、そして「感謝の集い」です。14回目となる今年は300名以上の方にお集まりいただきました。講演会では神田昌典さんが著書「2022-これから10年、活躍できる人の条件」というタイトルで事例をもって説明されました。当社がその中に入っているのは少々気恥ずかしさもありましたが。

 感謝の集いは、もう少しじっくりと話したいと考えていた方とも時間が取れず、あっという間に終わってしまった感じです。非礼があったこと、ここでお詫びいたします。いずれにしても、今年は大きく飛躍しそうな予感がしています。これからもご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
 

 こんにちは、近藤です。新年早々の1月6日、世界知的所有権機関(WIPO、World Intellectual Property Organization )の高野さんが来社されました。WIPOはスイスのジュネーブに本部を置く国連の専門機関です。184カ国の加盟国間の協力および他の国際機関との連携を通して、世界中で知的財産の保護を促進しています。http://www.wipo.int/about-wipo/ja/offices/japan/what_is_wipo.html 

 高野さんはUNIDO東京事務所に勤務される萩原さんの紹介で、地方の中小企業にもアフリカへ投資、技術移転を行っている企業があると聞き、WIPOの事例研究としていらっしゃいました。

 ちなみに、萩原さんは12月に書籍を出版されてます。タイトルは「スピリチュアル系国連職員、吼える!-ざまあみやがれ、今日も生きている」 説明では「声」によって600回以上の過去生を一気に”見せられた”著者が語る、ハチャメチャだけど、メチャメチャ面白い、スピリチュアル奮戦記、となっています。萩原さんの考え方が、これまでの経験を通し、コミカルながら真摯に書かれた熱い本です。

 話をWIPOに戻します。WIPOの事例研究として紹介されることは、当社の取組、使用済み車輛の入庫から部品生産、在庫、販売管理まで一連の流れを包括管理する当社独自のKRAシステム、このKRAシステムに入力されたデータを活用し、個別のエンジン毎に車輛の履歴、品質などを明示したタグを付けたJRS(Japan Reuse Standard)、そして、これらの技術をアフリカへ移転しようとすること、などが評価されてのことで、素直に嬉しく思います。

 2月下旬にはWIPOのサイトにて当社が事例研究として紹介されるようです。萩原さんからは「海外の関連機関から問い合わせが増えると思うので、受入体制を整えておいた方がいいですよ」と脅し(?)を受けています。サイトでの紹介後の反応が楽しみです。

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