こんにちは、近藤です。３月２８日、いつもお世話になっている日本テレネット株式会社瀧会長の計らいで、アラブ首長国連邦のアブダビからマスダール社理事のナワル博士が来社されました。

　ナワル博士は「ザイード未来エネルギー賞」の担当理事をされています。同賞は、2009年から始まり再生可能エネルギーとサステナビリティの分野の進歩に重要な貢献を果たした革新的で先見性のある組織、個人および学校を表彰するもので、毎年1月にアブダビで開催されるWorld Future Energy Sum-mitに併せて表彰を実施、総額400万ドルの賞金を授与しているそうです。ちなみに2010年はトヨタ自動車（ハイブリッド車）が大賞を受賞しています。

　皆さまご存じの通り、アブダビは産油国です。しかし、アブダビ建国の父である故ザイード大統領のビジョンは同国のサステナビリティであり、再生可能なエネルギーの開発であったそうです。

　そして、この賞は大統領のビジョンを具現化したもので、マスダール社がアブダビ政府に代わり運営、再生可能エネルギーの供給や持続可能な発展といった課題に取り組む受賞者の業績を称えることで、次世代へのさらなる革新的な技術開発に寄与しようというものです。

　今回、ナワル博士は日本の企業、組織へ同賞へのノミネートを推進するために来日されました。関西地区においては瀧会長がナワル博士をお世話することとなり、「再生可能エネルギー、サステナビリティ」といった分野であれば、ぜひ当社を見られた方がいいと推薦していただいたことで来社が実現しました。瀧会長には本当に感謝です。

　ちなみに、もし、当社が同賞への応募をするとすれば、かなり厳格な審査があることは間違いないのですが、中小企業のカテゴリーで可能とのことです。静脈産業とサステナビリティは切り離せません。条件がそろえば検討してもいいかと考えています。