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会宝通信メールマガジン

ジャンボ!!ケニアから中川がお届けします。
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ケニアの多くの人達は
・スワヒリ語
・英語
・個人の属する部族の言葉(ケニアには42の部族がある)の3つの言語を使いこなす事が出来ます。みなさんトリリンガルなのです。
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 私のいるモンバサでは、人々は主にスワヒリ語を使用します。そして彼らは、スワヒリ語をとても誇りに思っています。こんな話があります。
 私が英語の勉強をしていると言ったら、友人の一人が「あら、あなたは英語を勉強しているのね。確かにケニア人は英語を喋れるわ。でもあなたにひとこと言わせて。ケニアでは英語を勉強しなくていいから、スワヒリ語を勉強しなさい」と言われました。
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 ケニアの国語は「スワヒリ語」になります。国語とは「その国の言葉」です。ケニアの公用語は「英語」になります。公用語とは「その国や地域などで使用が認められている言葉」です。こちらに来るまで国語と公用語の違いって何だろうと思っていましたが、実際こちらに来てみてそれが分かりました。

 数年前にベストセラーになった「国家の品格」の中で作者の藤原正彦氏は、「英語を勉強することよりも国語を勉強する事の方がよっぽど大事」とおっしゃっていました。いくら英語を覚えても、日本語をしっかり勉強しないと、その人の英語の中身は空虚なものになるからです。

 スワヒリ語あっての英語。ケニア人はそれが本能的に分かっているのかもしれません

それではクワヘリ~

●語句説明(スワヒリ語/ケニアの国語)

ポレポレ     :ゆっくり

サワ        :OK

ハラカハラカ!!:早く!!

ジャンボ!!
ケニアからは中川がお届けします!

さて第1回目はケニアの車事情についてのお話です。

ケニアの人達に失礼ながら、こちらに来るまでは「ボロボロの車が走っており、そこら中で故障している車が止まっている」というようなイメージを勝手に持っていました。

しかしこちらに来てびっくり、「7年前以上のモデルは輸入出来ない」という規制の影響か、意外にも新しい年式の車が多く走っています。
道路は日本と同じく左側通行で、ハンドルは基本的に右です。

90%は日本車で、そのうち8割ほどがトヨタ車です。人気はRV車で、ランクル、ハリアー、パジェロなどをよく見かけます。

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またその値段もびっくりです。店頭で売られているものは、いくら安い車でも40万KSHほどからになります。日本でいくら安く買っても、運賃や税金の関係でケニアに着くころには高くなってしまいます。

ちなみに日本と同じく排気量が大きい車ほどその税金は高くなるそうです。

「日本では安いものだと10万円くらいで車が買えるよ」と言うと「本当に!?オレでも買えそうだ!!」とケニアの人々は言います。

もうひとつビックリしたのがそのマナーの悪さです。多くのドライバーは他人の事を気遣いません。車間距離は非常に近く、他の車の割り込みを許しません。

またこの前横断歩道を歩いていると、向こうから来る車がスピードを緩めるどころか、
「おらおら!!どけどけ!!!」と言わんばかりにクランクションを鳴らし、逆にスピードを上げて真っすぐ私の方に向かってきました。

このようなエピソードを話すと、きりがありません。このような事はケニアでは日常茶飯事なのです。

ですから交通事故をよく見かけます。私が見た中で印象に残っているのは、5台の車が玉突き事故を起こしており、「お気の毒に」と思いながら進むと、その数百m先には別件で車が逆さまに引っくり返って草むらに突っこんでいました。
私も日本の時以上に運転には気をつけていきたいと思っています。

こちらの車事情に関しては、また次回以降お話いたします。
それでは、クワヘリ~!

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※現地スタッフの方々です                         ※もちろん右側が私(中川)です

●語句説明(スワヒリ語/ケニアの国語)

ジャンボ:こんにちは

クワヘリ:さよなら

ケニアではいろいろな体験をさせてもらっています。
それらの体験をもとにケニアの様々な情報を発信していきますので、よろしくお願いします。

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