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会宝通信メールマガジン

皆さまこんにちは、社長の近藤です。先月、香港とモンゴルに出張して参りました。

香港訪問の主な目的はマーケットリサーチでした。現地では中古自動車部品を扱う会社が、大小合わせ150社ほどあり、香港は各国を結ぶハブ拠点になっています。中古自動車部品の輸入は主に日本や台湾から、そして輸出される先は様々な国があります。中国やモンゴルなどの近隣国はもちろん、アフリカや中東にも幅広く輸出されています。

そんな香港でも日本の中古自動車部品は大人気です。では、なぜバイヤーが日本ではなく香港に集まるかと言うと、それは日本ではビザの取得が難しいからです。だからこそ今後も現地に赴き、一次情報に触れることが大切だと感じました。

次のモンゴル訪問は、先月ディストリビューター契約をした企業の支援を踏まえた現地視察が主な目的でした。本社とオンラインで繋いで業務を行うため、システムの説明なども行いました。システムを通じて、当社の販売が自動的に現地の仕入に反映され、現地の在庫や販売の管理を行っていきます。

そして私が何よりも驚いたのは尋常ではない寒さです。現地でマイナス37度を体感しました。外で息をすると鼻毛が一瞬にして凍る寒さでした。

そんな気候と共に道路のインフラが整っていないこともあり、現地の方は購入するエンジンの品質をとても気にされていました。また部品に関しても丈夫であるかと言うことが重要視されるため、日本で人気のある新しいモデルだけでなく、見た目は古くても頑丈な昔のモデルも人気がありました。

メーカーでは何といってもトヨタが人気です。そしてプリウスが多く走っていました。そこには世界で一番空気が汚いと言われている現地の大気汚染を踏まえて、国が補助をしているという背景があります。

今まで知っていた情報も、現地に行って自分の目で見て、五感で感じることで、さらに理解が深まることが多々ありました。これからも現場を重んじ、現地のお客様の声に耳を傾け、常に相手の立場に立った姿勢を大切にしていきます。

香港
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モンゴル
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皆さまこんにちは、社長の近藤です。あけましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願いいたします。

昨年末の弊社忘年会についてお話させていただきます。社員全員で集う場は、私にとっても格別の時間です。いつもがんばってくれている社員に感謝の気持ちを伝える場だとも思っています。弊社の忘年会の運営は、毎年部門の持ち回りで行っています。担当になった部署は自分たちで企画を考え、会場を探し、当日も運営を行います。これは社員一人一人に、もてなす気持ちを学んでほしいと思っているからです。

今年は生産部の担当となりました。普段は現場で汗水流して頑張ってくれているメンバーですが、今までにない素晴らしい企画を考えてくれました。
まずはクイズです。今までもクイズはやったことがあるのですが、今回は事前に全社員にアンケートをしました。そこからクイズを考えることによって、全社員を巻き込むことができたと思っています。

次に当日のクイズの進め方です。テーブル毎でチームを作り回答するのですが、その回答が手元のタッチパネルを通じて、全員が見られる大画面にリアルタイムで映し出されました。テレビのクイズ番組のような感じで、みんなの関心も一気に高まりました。

そして最後は、クイズの集計時間中の気遣いです。みんなを飽きさせないように1人の社員がテーブルを回り、手品をしてくれ、私自身も感激しました。

そして後日おまけとして、さらに嬉しい出来事がありました。会場となった結婚式場の方から、帰った後の様子を見て感激しましたと連絡を頂きました。テーブル上の使い終わったお皿が、片付けやすいように端にまとめて並べられていたことに感激していただいたようです。

私自身、青年塾と言う研修に参加させていただいた時に、後始末の大切さを学びました。そして弊社は自動車リサイクルという事業を通して、世界に後始末の精神を伝えていきたい想いがあります。そんな中、こういった声をいただけたことは何よりの喜びでした。このような声を今後も全世界からいただけるように、社員と共に日々努力していきます。本年も何卒宜しくお願い申し上げます。
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皆さまこんにちは、社長の近藤です。11月19日に中南米のグアテマラからお客様が来られました。弊社には初めてのご来社になります。皆様はグアテマラをご存知でしょうか? グアテマラとは、中央アメリカ北部に位置する共和制国家です。北にメキシコと接し、北東はカリブ海に、南は太平洋に面しています。公用語はスペイン語で、人口は約1,400万人です。

今回のご来社の目的は、日本の中古エンジンの仕入先の拡大でした。このお客様によると、グアテマラでは日本車が大人気のようです。現地での車の構成比は、日本車が85%、それ以外に韓国車が10%、ヨーロッパ車が5%だとおっしゃっていました。

中古エンジンを仕入れる際に、以前は価格を優先し中国から新品エンジンを購入していたこともあるそうですが、新品とは言え本当に品質が悪い、とおっしゃっていました。だから日本の中古エンジンを選ぶとのことです。

さらに嬉しいことに、弊社で取り組んでいるJRSについてとても良い評価をしてくださいました。JRSとは、Japan Reuse Standardの略で、弊社ではすべての中古エンジンに対してテストを行い、そのテスト結果を見える化して、エンジンの性能をお客様に開示しています。 今後、エンジンの履歴を確認できるKRAシステムについても提案予定です。海外のお客様でもこのKRAシステムを導入することで、ご自身でもその履歴がインターネットを通じて確認できるようになります。

中古エンジンを購入する際に価格はもちろん大事ですが、それと同じくらい品質と安心というキーワードの重要性を再確認できました。

私たちはこの中古エンジンを販売する側として、このようなお客様の声に常に耳を傾け、その先のエンドユーザーの状況も把握できるように、お客様との信頼関係を強くしていかなければいけません。そしてその信頼関係を強めていくためにも、目の前にあるお客様からの要望や声に、誠実に対応していかなければならないと改めて感じた今回のご来社でした。

皆さまこんにちは、社長の近藤です。10月13日に愛知県の知立市商工会の皆様が役員視察研修会の一環で会社見学に来てくださいました。

実はこの背景には知立市商工会の副会長である、豊安工業株式会社の磯村社長のご推薦がありました。磯村社長とはビジネス上の取引はありません。しかし弊社会長が10年以上前に共通の知人を通して知り合ってから、様々な情報交換をさせていただいています。お互いに発行している広報誌を交換したり、弊社で開催する経営方針説明会には、毎年足を運んでいただいています。

もちろん私も会長と共に、豊安工業様のイベントには参加させていただいたことがあります。本当に明るい社風で、皆さんが生き生きとされ、人間愛に溢れている素敵な会社です。多くのヒントや刺激を受け、今回の件も含めとても感謝しています。

そんな磯村社長のご推薦もあり今回お越しくださった18名の皆様は、意欲的な方ばかりでした。会社の概要説明と工場をご案内させていただきましたが、率直な質問を多くいただきました。いつもお越しくださる方からのご質問には多くのヒントがあり、貴重なご意見だと受け止めています。

そして今回は次のような嬉しいお声も頂戴しました。

「このたびは、当会役員研修事業として見学を快くお引き受けいただき、本当にありがとうございました。貴社事業の根底には、‟利益だけを追求するのではなく、産業資源の循環で地球環境の保全に貢献したい”という想いがあり、静脈産業の確立を通して循環型社会の創造をすることで地球環境に
貢献できる素晴らしい事業であることがひしひしと伝わり、参加者一同感動いたしました。」

これ以上ないお言葉です。そしてこのようなお客様の声は、「いいね報告」と言う社内の仕組みで、全社員と翌日の朝礼で共有しています。

このような嬉しいお言葉をまた言っていただけるよう、常に謙虚な姿勢を忘れずに、社員1人1人がお客様の喜びを我が喜びと感じられるよう、日々取り組んでいきます。
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皆さまこんにちは、社長の近藤です。9月16日に、名古屋中小企業投資育成様が主催された、タイ・ベトナムほか途上国の政府商工会議所等の職員との情報交換会が名古屋で開催され、参加してきました。

今回は東南アジア各国の主要産業や魅力についての説明を聞き、経済状況や経済振興に関する情報収集、人的交流の促進、地域情報の収集など、現地の方と直接対話できる貴重な機会となりました。

その中で海外展開をしている中小企業の代表として、弊社の取り組みや考え方を説明する機会をいただきました。

参加者は12ヶ国(タイ・ベトナム・マケドニア・メキシコ・バヌアツ・ナミビア・ドミニカ・ザンビア・キルギス・ガーナ・エルサルバドル・モロッコ)17名の方でした。

まだ取引をしていない3ヶ国をはじめ、とても熱心に聞いていただきました。皆一様に自国でのリサイクルの必要性を強く感じていらっしゃいましたが、どうやって進めていけばよいのかなど、多くの質問をいただきました。

前日には、ABEイニシアティブより7ヶ国14名のアフリカ人学生が来社されました。ABEイニシアティブとは、アフリカの若者のための産業人材育成イニシアティブ(African Business Education Initiative for Youth)の略で、日本の大学や大学院での教育に加え、日本企業でのインターンシップの機会を提供するものです。

今回インターンシップを受け入れた企業様からの推薦で、弊社に来ていただくことになりました。

ここでもアフリカ各国の方から多くの質問をいただきました。このような積極的な姿勢は、日本人が見習わなければいけないところだと改めて感じました。

弊社では2014年12月にUAEで自動車中古部品のオークションをスタートさせました。そしてケニアでも同様の仕組みづくりを展開していこうと考え、今は準備を進めているところです。この活動を通して、アフリカの方とも協力していきながら、現地に貢献し、地球環境にも貢献できるような活動をこれからも率先して行っていきます。

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皆さまこんにちは、社長の近藤です。8月7日(日)に第6回「会宝リサイくるまつり」を開催し、真夏の暑い中、1,877人の方にお越しいただきました。多くの企業様にも協賛いただき、改めて感謝申し上げます。

これまでは同じ実行委員メンバーで運営してきましたが、今回は体制を一新し、新しい実行委員長へバトンタッチし、中心メンバーも変えて準備をさせていただきました。そして今回の私たちのテーマは「初心」でした。

もともとこの「会宝リサイくるまつり」は一般の方に少しでもリサイクルに関心を持っていただきたいという想いがあって始めたものです。

ものを使い終わったらゴミにするのではなく、今の時代だからこそ、ものを大切にし、使えるものは再利用し、後始末まで考えていくことが必要だと考えています。

そして同業者の皆さまとも協力して日本全国でこのような啓蒙活動をしていきたいと思い、今年は全国8社で開催する予定となっております。

毎年恒例の名物企画である「解体ショー」では過去最多のお客様にお越しいただきました。普段見ることがない、大型重機のダイナミックで繊細な動きを目の前で見ていただき、多くの方に喜んでいただけたと思っております。

プログラムは、スタッフ1人1人がアイディアを持ち寄り、また暑さ対策として販売用の車のファンを活用したリサイクル扇風機もご用意させていただきました。

一方、屋内では車のヘッドレストを再利用して、トートバックを作るという「リサイクル教室」を開催しました。この教室ではお子さまの夏休みの宿題を兼ねてご興味を持っていただいたご家族が多くいました。30分毎の開催でしたが、毎回満員の大盛況でした。弊社社員の子供も参加していましたが、大変バックを気に入っているようで開催して良かったです。

その他にもたくさんの催し物や駐車場の誘導など、全社員で協力して無事に終了でき、ホッとしております。お客様からいただいたアンケートには、多くの貴重なご意見がありました。お褒めの言葉やご要望などなど、来年の「会宝リサイくるまつり」に反映させていきますので、来年もお楽しみに!
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皆さまこんにちは、社長の近藤です。先日メキシコからお客様がいらっしゃいましたので、ご紹介します。

この方たちは「日墨戦略的グローバルパートナーシップ研修計画」の「全社的 品質管理・生産性向上コース」に参加されている10名の方です。

日墨戦略的グローバル・パートナーシップ研修計画は、国際協力機構(JICA)より委託を受けた中部産業連盟が行っている研修です。メキシコからの研修生が日本での講義、演習、事例研究等を通じて日本の技術や知識を身につけ、自国の問題解決に実践できるようにすることを目的として行われています。弊社に来ていただくのは昨年に引き続き2度目になります。

JICA様とは、色々なご縁をいただいております。5月にブラジルから7名の大学教授やエンジニアの方を迎えて行った、中小企業海外展開支援本邦受入活動もJICA様のご支援のもと実現したものでした。

そして元々この研修のきっかけになったのも、2009年に「JICA地域別研修環境保全と資源有効利用のための自動車リサイクルシステム構築」に採択されたことがきっかけでした。改めて感謝申し上げます。
※詳細は「会宝通信 第175号/6月号」をご覧ください。

さて今回のご来社の目的ですが、自動車解体や中古部品の海外販売を始め、リサイクルビジネスについて学ぶと共に、再生エネルギー循環コミュニティ計画といった環境に配慮した取り組みを理解することでした。

右の表のように、2015年の日本とメキシコの人口はお互いに1億2000万人強ととても似ています。両国にとって車のリサイクルはこれからとても大切な事業になっていくと思います。

今回ご来社いただき、日本の自動車リサイクル業に触れることで、今後の必要性を感じとられているようでした。私たちも今以上にメキシコのリサイクル事情に関心を持ち、社会貢献に繋げていかなければと強く感じました。
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皆さまこんにちは、社長の近藤です。弊社では、今年4月に5名の新卒者を迎え入れることができ、昨年途中入社した3名を含めて、合計8名で4月に新人研修を行いました。4月の研修後には各業務を行うと共に、6月には試用期間の締めくくりとなる「期末テスト」と「新人プレゼン大会」を行いました。

期末テストは、会社の考え方や大切にしていることの確認と、ビジネスマナーに関する内容です。

新人プレゼン大会は、今年で4年目になります。プレゼンテーマはズバリ「会宝産業の魅力」です。このプレゼン大会は、新人の皆さんが感じている魅力を、伝えたい手段を自分たちで考え、自由に行っていただくものであって、正解を求めるような趣旨ではありません。そしてプレゼンをする相手は、“来春卒業予定で会社説明会を聞きに来た学生”に扮する弊社役員です。ですから新人は非常に緊張したと思います。

しかし、自画自賛になってしまいますが、今年のプレゼン大会は素晴らしかったです。改めて新人(特に新卒者)の無限の可能性を感じました。今年は3組に分かれて行いましたが、様々な工夫とアイディアが盛り込まれていました。プレゼン方法も、採用面接の場面設定、紙芝居風、掛け合い方式など各自が一生懸命に考えてくれた見ごたえのある内容でした。

また今回は新卒者が半数以上であることと、外国籍の社員(ロシア国籍とフィリピン国籍)も2人いることもあり、チーム毎のコミュニケーションの活性化を図るために前年入社メンバーからサポート役を選定し、協力してもらいました。人に教えたり導く立場になることで気づくこと、学ぶことも多くあったと思います。

新人プレゼン大会では、プレゼンの完成度ももちろん大切ですが、それまでの過程が大切です。主体的にミーティングを行う中での同期メンバーとの結束、自らが演者になるという不安から沸き起こる主体的な学ぶ姿勢など、短期間で多くを得る機会を創造できたかなと思っています。

本番で緊張しながらも一生懸命に挑み、終了後の姿から感じ取れる達成感を見て、改めて良い人財に恵まれていると感じました。この良きご縁をより良い会社づくりに繋げていけるように、私自身も精進してまいります。
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皆さまこんにちは、社長の近藤です。5/16(月)より中小企業海外展開支援本邦受入活動を行っております。これは弊社がブラジルに自動車リサイクル実習工場を設立するために、JICA(国際協力機構)のご支援の下、自動車リサイクルの知識や技術を現地の方々に教えることを目的としたプロジェクトです。今回はブラジルから7名の大学教授やエンジニアの方が研修に参加する為に来日しました。

もともとのきっかけは2009年に遡ります。この年に「JICA地域別研修 環境保全と資源有効利用のための自動車リサイクルシステム構築」に採択され、翌2010年に日本で研修が開催されました。この研修には、南米4ヶ国(ブラジル・アルゼンチン・コロンビア・メキシコ)から政府機関や自動車関連エンジニアの方にご参加頂き、多くの学びと意見が交わされました。

そして2013年にJICAの「民間提案型普及・実証事業」として仮採択を受け、その後ブラジル連邦共和国における自動車リサイクル事業の提案を行い、2014年に正式にCEFET-MGと契約してプロジェクトを進めてきたという経緯があります。CEFET-MG内には、リサイクル工場のパイロットプラントと研修センターの設置が進められており、会宝産業はリサイクル工場への機材や設備の設置、自動車解体工程および能力育成研修プランなどの導入を行い、CEFET-MGでの指導者を育成します。またCEFET-MGは、研修・教育を行い、起業家を育成するとともに、リサイクル事業を起業した後の経営支援、技術支援、システムのサポートなどを行うことになっています。

今回の研修では、参加研修生から「ブラジルは今後10年の間に車の量が4倍になる」「たくさんの事故も発生しており、日本の車検のような制度が必要だ」「新しい法律も必要になってくる」「ブラジルだけの問題でなく、他の中南米の国でも同様のことが起こっている」「そのために自分たちは何ができるのか?」などなど、様々な意見が飛び交う、建設的な研修が進んでいます。

今後も我々自動車リサイクル業がグローバルネットワークを創り、理念を共にする方々と協力し、静脈産業を通して地球環境に貢献していきます。
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皆さまこんにちは、社長の近藤です。4月は新しい仲間も増え、新人研修を行いました。新卒者5名(大卒3名と高卒2名)と、昨年途中に入社した3名を合わせた8名を対象に行いました。8名のうち2名は外国籍(フィリピンとロシア)という国際色豊かなメンバーが揃いました。

新人研修では、会宝産業の理念とビジョン、会宝人としての心構え、社内規定、静脈産業論、DVD鑑賞、接遇(ビジネスマナー)など必要なことを共有し、最後は3チームに分かれ、会宝産業の魅力をプレゼンしてもらいました。

新人は3ヶ月間試用期間が設けられており、最後の月である6月には期末テストと新人プレゼン大会が待っています。せっかく学校を卒業したのにまたテスト!?という声も聞こえてきそうですが、即戦力化を考えた時に自ら学ぶ姿勢が大切であり、その手段としてテストやプレゼンを企画しています。

私はこの研修の中で会宝産業の社員として必要な心構えである「会宝人十ヶ条」というものを説明しました。これは会社として、こうして欲しいと上から落とし込んでいくようなものではなく、会宝産業で働く社員はどんな人であるべきなのかを社員が考えてつくり上げたものです。いわゆるボトムアップでつくったものなのです。

その中でも私がいつも重んじているのが「あたり前のことをあたり前にする」というキーワードです。良い会社づくりのために、会社のあたり前レベルを上げていくことはとても重要です。しかし、その「あたり前」という基準が統一されていない現状もありました。

そこで研修では具体的なことも伝えています。例えば、靴を揃えるとか、自分から挨拶をするとか、気づいたらゴミを拾うなどです。分かっていることと、出来ていることとでは大きな違いがあります。そして、1人も欠けることなく全員があたり前のことを実行していく延長線上に、企業ブランドの創造があると思っています。だからお客様に喜ばれる会社づくりを目指す中で、これからもこの「あたり前」にこだわっていきます。
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