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会宝通信メールマガジン

 こんにちは、近藤です。JICA・BOPビジネスFS調査の一環として、3名の研修生を迎え3月26日から行ったIRECでのナイジェリア研修は、5週間のメニューを予定通り終了しました(うち1名はさらに2ヶ月間の現場研修予定)。
 
 2010年2月に行った中南米4カ国14名に行ったものとは違い、今回は自動車リサイクル工場をナイジェリアに作るための先鋒となる3名への研修です。研修生はパイロットプラントを稼働させるための当社合弁会社の2名と、ナイジェリア政府関連の職員で自動車政策担当の1名。
 
 実際に受け入れてみて気付いたのですが、彼らは極めて優秀で、日本の自動車リサイクルに関する状況を把握するだけではなく、私が常々唱えている、日本人の心、ふるまい、思いやりなども理解し、日々の研修の中で学んできたように思われます。彼らの報告書を見ても十分に理解していることが感じられます。
 
 彼らはナイジェリアに戻り、自動車リサイクル工場設立のためのリーダー的な役割を果たすことになります。現地においてはこれからがスタートです。循環型社会の実現に向けたプロジェクトが始まりました。