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会宝通信メールマガジン

皆さまこんにちは、社長の近藤です。3月1日から4日まで、弊社の合弁会社主催の晩餐会に招待され、インドに出張して参りました。
その合弁会社とは、「Abhishek K Kaiho」という名称で、2月16日に開催した弊社の「感謝の集い」のイベント内で調印式を行いました。お相手の会社はAbhishek Groupです。この会社はシートベルトやエアバック等を作っており、子会社を5つ持つインドの大手メーカーです。
インドの自動車リサイクル業界のレベルはまだまだ発展途上です。デリーにある「マイアプリ」というマーケットには、約15,000社の業者様がいますが、解体業者のライセンスを持っている業者はなんと1社だけというのが現状です。
そのような状況の中、インドでは環境汚染が進み、法整備の需要が高まっています。
インドの最高裁判所は昨年、大気汚染対策の一環として、車齢が15年を超えるガソリン車と同10年超のディーゼル車のデリー首都圏での走行を禁じ、さらに運輸当局に対し、違反車を発見した場合は押収するよう指示をしたとのことです。
しかし、廃車するだけではなく、鋼スクラップ、アルミニウム、他金属、プラスチックおよびゴムなどの、資源の有効活用(再資源化)需要がインドにはあり、弊社がインドで行う意義はとても大きいと感じております。
また冒頭の晩餐会でご一緒した、インドの平松日本大使、マルチスズキの鮎川社長と自動車リサイクルについてお話することが出来、我々の事業をご理解頂き、インドにおける自動車リサイクル業の大きな需要と、後始末の重要性を感じる貴重な出張となりました。