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会宝通信メールマガジン

こんにちは、近藤です。11月11日、フィリピンよりスタンダード保険のエンチャス会長始め計8名が来社、IREC(Internatioanl Recycling Education Center:国際リサイクル教育センター)にて10日間の自動車リサイクル研修を行いました。

スタンダード保険は1958年設立。自動車、火災保険の分野ではフィリピン最大手、従業員800名の損保会社です。

スタンダード保険が自動車リサイクルに興味があると聞き、9月に同社の技術研修センターを訪問しました。ちょうど台風が来ていたため、そのときにエンチャス会長にお会いすることはできませんでしたが、訪問した工場を見て、社員を大事にされている方だなと感じていました。実際に会長にお会いして、さまざまな話をお聞きすると、私が事前に想像していた通りの素晴らしい方でした。

フィリピンで一度大型の台風が来ると、同社の保険に加入している車輌300台が全損車となってしまうそうです。そのままスクラップとしてしまうにはもったいないので、同社は車輌整備工場を新たに建設、全損車をその工場で再生させる事業を始めました。

さらに、再生のできない全損車輌からは使用できる部品を取り出し、使用済み車輌を処理する自動車リサイクルビジネスを始めることを決断され、IRECの研修を受けることになったのです。

エンチャス会長からは静脈産業という新たな事業展開に取り組もうとする意欲がひしひしと感じられました。環境に国境はありません。私にできる精一杯の支援を行おうと思っています。
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