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会宝通信メールマガジン

JAMBO!!!
ケニアから帰国中の中川がお届けします。

そうなんです。日本に帰って来たんです!!!
ワールドカップ開催日前日に日本に着いて、複雑な気分ですが(アフリカでその雰囲気を少し味わいたかった気も・・・)。
でも、やっぱり日本はいい!!!
ご飯はうまいし、お風呂も気持ちがいい!!!
しばらくの間、ジャパニーズ・ライフを堪能しようと思います。

さて、日本に帰って来て思い出すのが以前見たニュースです。
日本人の97%が生活の不安を感じており、同じような統計で30代、40代で心の不安があると答えた人が40%いたそうです。
また最近の生活意識調査では、日本人の58%が「生活が苦しい」と感じているそうで、過去最悪になったそうです。

アフリカ全体の9割の人達が1日1ドル以下の生活をしていると言われている中で、どうしてここ日本に住む人たちが生活に不安を感じるのでしょう。
これは不安ではなく、ただの不満ではないでしょうか。
不平・不満ばかり言うのではなく、現在の日本の状況に素直に感謝すべきなのではないでしょうか。

このニュースを見た作家の曽根綾子さんが「どこまで恵まれれば気が済む」といった文章を書かれていました。

以下、抜粋します。

-「戦争もなく、食糧危機もなく、学校へ行けない物理的な理由もないのに、そして私流の判断を付け加えれば、今日食べるものがないというのでもなく、動物のように雨に濡れて寝るという家に住んでいるのでもなく、お風呂にも入れず病気にかかってもお金がなければ完全に放置される途上国暮らしでもないのに自分の心の健康に不安がある、と答えた人が40%に達したという。

(中略)

食べるもの、寝る所、水道、清潔なトイレ、安全正確な輸送機関、職業があること、困った時に相談する場所、ただで本が読める図書館、健康保険、重症であれば意識がなくても手持ちの金が一円もなくてもとにかく医療機関に運んでくれる救急車、電車やバスの高齢者パス。何よりも日常生活の中に爆発音がしない。それだけでも天国と感じている。これが足し算型人生の実感だ。これだけ良くできた社会に生まれた幸運を感謝しないのは不思議だと思う。」

それではまた!!!