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会宝通信メールマガジン

JAMBO!!!
ケニアから中川がお届けします。

ケニアには42の部族があります。
バンツー系のキクユ族、カンバ族、メルー族、タイタ族、イソヤマ族など
ナイロティック系のルオ族、ナンディ族、日本でも有名なマサイ族などです。
オバマ大統領の父親はケニアのルオ族出身です。

バンツー系というのは、西アフリカから来た農耕部族で、一般的にふっくらとした顔立ちで、身長はそれほど高くありません。ナイロティック系は北からナイル川沿いにやって来たのが遊牧民族で、一般的にスリムで長身です。もちろん、個人差はあります。

ケニアの言語でもお話しましたが、ケニア人の多くは、英語、スワヒリ語、そしてかれらの部族の言葉の3つの言語を話す事が出来ます。

例えば、英語の「How are you?」はキクユ語で「WEMWE GA??」です。もし、あなたがケニアに行った時にキクユ族の人にこの言葉を使うと、「何で知ってるの?!?!」と笑って驚き、そして喜ぶでしょう。

kanba.jpg 
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ruo.jpgアフリカの国々では部族間の争いが紛争にまで発展する場合があります。ここケニアでも2007年の大統領選に伴い、それまではそのような紛争は無かったのですが、部族間の衝突で暴動がおき、多くの人々が亡くなくなりました。

私の周りでは、その時に対立した部族同士が仲良くやっていたりして、そのような問題はないように見えます。しかしこちらで生活していると、ケニアの部族問題の現実が見える時があります。部族問題はケニアだけではなく、アフリカ全体の問題でもあります。

ある方はこう言っていました。
「相互理解と共存の為には、何よりも人々の教育が大切だ」と。
それでは クワヘリ~。

簡単なスワヒリ語の会話
A: HABARI YAKO?(ハバリヤコ?) → 調子はどう?
B: SARAMA SANA(サラマサナ) → とっても元気よ。
A: HABARI YA KAZI?(ハバリヤカズィ?) → 仕事の方は?
B: NZURI(ンズリ) → いい感じね。
A: SAWA SAWA(サワサワ). BADAI(バダイ) → それはよかった。それじゃまたね。