高所作業車のオークション出品について - eCarsAuction Blogs -お車の売却はeCarsAuction

今回は、高所作業車をオークションに出品する際のポイントについてご紹介します。

なお、トラック全般の写真撮影のポイントについては、別記事で詳しく解説していますので、ぜひそちらもあわせてご覧ください。

高所作業車とは？

高所作業車は、作業員や工具を載せて高所に持ち上げることができる特殊車両で、電気工事や建設現場等でよく使用されます。高所作業車には主に以下の種類があります。

・垂直昇降型（タワー型）
・アーム型（屈折式・直伸式）
・トラック搭載型
・クローラータイプ

それぞれに適した用途があり、中古市場でもニーズが異なりますが、eCarsAuctionではトラック搭載型の出品が多いです。

トラック搭載型の高所作業車は海外バイヤーからの需要が高く、状態や仕様によっては高額買取が期待できます。有名メーカー製（アイチ、タダノ、新明和など）で、作業床の高さの高い高所作業車は特に人気があり、高値が付きやすいです。

高所作業車をオークションに出品する際には、車両の状態や装備に関する情報をしっかり伝えることが高値落札へのカギとなります。以下のポイントを押さえて、写真やセールスポイントを準備しましょう。

1. コーションプレート
高所作業車本体に貼付されているコーションプレート（型式プレート）には、製造年月や型式などの重要な情報が記載されています。忘れずに写真撮影し、商品説明に反映させましょう。

2.作業床の高さ
作業床の高さは、高所作業車の性能を判断する上で重要な要素です。ステッカーなどに表示されている場合が多いので、その部分を撮影し、説明文に反映させてください。

3.アウトリガーの状態と動作
アウトリガーは、作業中の車両の安定を支える重要な装備です。車両の前後左右の4か所に設置されていることが多いため、すべてのアウトリガーの写真を撮り、動作確認も行いましょう。

4. ブームの動作確認
ブームがスムーズに動作するかも、事前に確認しておきましょう。可能であれば、作業床を上げた状態での写真も掲載することで、入札者に安心感を与えることができます。

5. シリンダーの状態
ブームやアウトリガーを伸ばした際に露出するシリンダーに、錆やオイル漏れがないか確認しましょう。万が一、劣化がある場合は、その旨を正直に記載しておくことで、後々のトラブルを防ぐことができます。

当社の運営するeCarsAuctionでは、これまで多数の高所作業車をご出品いただいております。海外バイヤーの登録数も多く、高所作業車は非常に需要が高いカテゴリです。以下に、最近の成約実績の一部をご紹介します。