イントロダクション
前回は、トラックのオークション出品から売却までの流れについてについて、ご紹介させていただきました。
今回は、トラックをオークションで高く売却するためには、どのように写真撮影をすればよいか、写真撮影のポイントを詳しくご紹介させていただきます。
安全確認
トラックの写真撮影を開始する前に、まずは以下の点に注意して安全に作業をしてください。
- 平たんな場所で作業を行う。
- タイヤに輪止めをかける。
- ギヤがニュートラルに入っている事を確認する。
- パーキングブレーキがかかっている事を確認する。
- エンジンが始動している場合は、エンジンを停止する。
- エンジン等が冷えた状態で作業を行う。
写真撮影の流れ
オークション出品の際の写真撮影の流れは、こちらの動画にて解説しております。3分程の動画です。ぜひご覧ください。
トラックの写真撮影のポイント
トラックの写真撮影は難しそうに感じられるかもしれませんが、撮影するポイントを押さえておけば大丈夫です。下記のポイントを押さえていただければ、オークションで高値が付きやすいです。ポイントは下記の通りです。
外観
- 前方、後方、側面、斜め前、斜め後より、トラックの外観全体を撮影します。
- 傷や凹み等の損傷部分がある場合は、その部分も撮影します。
シャーシ、下回り
- 前方から後方まで両サイドのシャーシおよび足回りを撮影します。
- ほとんどトラックは、左右どちらかの前輪奥のシャーシに、車台番号の刻印がありますので、その部分も撮影します。
エンジン
- キャビンを上げてエンジンルーム全体を撮影します。
- エンジンにラベルやプレートが貼ってある場合は、その部分も撮影します。
- エンジンのオイルゲージ、オイルキャップを開けてエンジン内部、ラジエーターキャップを開けてラジエーター内部も撮影します。(火傷の恐れがあるため、必ずエンジンが冷えた状態で行ってください。)
車内、ダッシュボード
- エンジンを始動した状態でメーターを撮影します。警告灯が表示されている場合は、その部分も撮影します。
- 走行距離を撮影します。
- コーションプレートを撮影します。コーションプレートの取付け位置は、メーカーや車種によって異なりますが、左右のドアを開けたどちらかにある事が多いです。
架装物
- クレーン等の架装物がある場合は、その部分も撮影します。例えば、クレーンを撮影する場合は、クレーンブーム、フック、アウトリガー、シリンダー、クレーンのコーションプレート等を撮影します
トラックの写真撮影の枚数
トラックは、車両の錆具合や、架装物、エンジン、走行距離等によって価格が大きく変わります。「写真を何枚くらい撮影すればよいですか?」というご質問をよくいただきますが、写真が多いほど高い入札が入りやすい傾向があります。
オークションで入札するバイヤーは、オークションサイトに掲載されているトラックの写真を見て入札します。写真で確認できない部分については、ある程度リスクを考えて入札しますので、写真が少ないと高い入札が入りづらくなります。入札されるバイヤーに車両の状態が正しく伝わるように、以下の枚数を目安に写真撮影をするのがお勧めです。
2tクラス 30~40枚程度
4tクラス 40~50枚程度
大型 50~60枚程度
以上、今回はオークション出品の際の、トラックの写真撮影のポイントをご紹介させていただきました。
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