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会宝通信メールマガジン

 こんにちは、近藤です。5月の連休を利用して、昨年2月以来、1年3カ月ぶりにナイジェリアへ行ってきました。初めて訪問した際は入国審査の場所で不快な思いをしたのですが、慣れてくるとスムーズなものです。

 今回は、自動車リサイクルプロジェクトの事業化調査(F/S)から、工場運営へのフェーズ移行に当たり、このリサイクル事業を地元政府との合弁にて行うこととなったために出張することになりました。

 ラゴスの現地パートナーにもアブジャへ来てもらい、ミーティングを重ねました。日本大使館、JICAへ訪問し、現在の進捗状況についても説明してきました。

 リサイクル事業はアブジャ政府が管理するAICL(Abuja Investment Company Limited)との合弁にて行われる予定です。現在は、合弁契約のための準備を進めています。AICL側の責任者であるサニさん(写真の左端)は極めて温厚であり、かつスマートな方で、その人格に魅了されました。聞くところでは、アブジャの鉄道事業や不動産開発などにも携わっているようです。こうした優秀な方がパートナーのメンバーに入ってくれるのは心強い限りです。

 さて、5月31日から6月3日まで、横浜で5回目のTICAD(アフリカ開発会議)が開催されます。これは日本政府が主導するアフリカの開発をテーマにした5年に1度の国際会議です。当社はこのサイドイベントで「自動車リサイクル」についてブースでの展示を予定しています。

 アフリカに「自動車リサイクル」を静脈産業として根づかせたい、今行っているナイジェリアでの事業を軌道に乗せることができれば、近隣諸国に日本人の心である「もったいない」「後始末」の必要性を広げて行くのは難しいことではありません。TICADでの展示もアフリカのより多くの方に自動車リサイクルを知ってもらう絶好の機会です。こうしたチャンスはしっかりと捉え、事業展開を図りたいと考えています。