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会宝通信メールマガジン

 こんにちは、近藤です。

 9月はナイジェリアからのお客様が2組来社されました。ともに、8月にナイジェリアを訪問した際、お会いした方々です。

 14日にはナイジェリア自動車協議会(NAC)の政策・企画部部長であるマムドゥ氏が、国連工業開発機関(UNIDO)東京事務所・萩原さんの案内でいらっしゃいました。2008年2月に金沢で行った国際リサイクル会議は萩原さんの多大な協力があって開催できたのですが、それ以来、大変お世話になっています。

 萩原さんは、アフリカにおける自動車リサイクル工場の設置について、私の趣旨を十分に理解され、それを現実のものとするため、UNIDOとして、ナイジェリアの自動車行政に関わる担当者を招へいされたのです。

 私がナイジェリアを訪問した際は、マムドゥさんの案内で現地の自動車リサイクルの実情を視察したのですが、マムドゥさんは改めてナイジェリアにおける環境に配慮した自動車リサイクルの必要性を痛感したことと思います。

 28日はWAO社長のジョンさんが来社されました。彼はある日本メーカーの現地代理店を経営しており、年に数回は来日している日本通です。ナイジェリアにおける当社のビジネスパートナーとなるべく、まずは日本における自動車リサイクルの実態を知ろうと、来社されました。

 敬虔なクリスチャンで牧師でもある彼は、「私はナイジェリアの人々を日本のように豊かにしたい。そのためにナイジェリアの大統領になる(実際、1999年に立候補し落選したそうです)。私はビジネスマンではないが、大統領になるにはどうしても資金が必要である。だから今はビジネスで資金を集める」と公言しています。

 UNIDO、自動車行政担当者、連携現地企業と、ナイジェリアにおける自動車リサイクル関係者が一堂に集まったようで、まさに現実化していることを実感しながら、一方で、その使命に改めて身の引き締まる思いをした9月でした。