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会宝通信メールマガジン

皆さまこんにちは、社長の近藤です。青年塾のリーダーセミナーでミャンマーに行ってきました。今回のテーマは『世界から目を離すな』。
弊社は世界80ヶ国に輸出していますが、常に海外にアンテナを広げていますので、まさにぴったりのテーマでした。

先月ミャンマーの総選挙が行われ、アウン・サン・スーチーさん率いる野党のNLD(国民民主連盟)が、圧勝したニュースが世界を駆け巡ったように、まさにアジアのラストフロンティアと呼ばれるに相応しい可能性を感じることができました。

皆さまもご存じのように、アウン・サン・スーチーさんは、ビルマの独立運動を主導し、その達成を目前にして暗殺された「ビルマ建国の父」ことアウンサン将軍の娘です。

滞在中には、こんな光景にも遭遇しました。空港からホテルに向かう途中は車のラッシュでしたが、車が止まった時に物を売っている人がおり、そこで売っていたのはなんとスーチーさんのカレンダーでした。

ミャンマーは21世紀に入り毎年経済成長率を伸ばしていますが、1人あたりのGDPは1,188$とアジアの平均(3,929$)より大きく下回っています。
貿易は天然資源や農産物を輸出し、工業製品は輸入しており、経済は近隣諸国との関係に依存している状況です。

自動車分野において、ヤンゴン都市部では2011年以降の規制緩和により、日本から大量の中古自動車が輸入され常に渋滞を起こしています。自動車の量がどんどん増えている一方で、インフラはまだまだ整っていないのが現状です。

今後はインフラ整備と共に、自動車リサイクルも課題になってきます。日本から中古自動車部品を販売するだけでなく、日本で今まで培ってきたノウハウや仕組みを教えることでも、大きな貢献が出来ます。まさに今後の『ミャンマーから目を離すな』と強く感じる訪問でした。