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会宝通信メールマガジン

 こんにちは、近藤です。7月15日、経済産業省において開催された「自動車リサイクル部品の規格策定に関する研究会」に出席しました。本年1月に第1回の研究会が始まってから、今回がまとめの5回目となります。経済産業省が事務局となり、有識者や業界関係者、自動車リサイクル関連団体などが委員として参加、わたしも14名の委員の一人として参加してきました。

 自動車リサイクル法はリサイクル業者に対して、「使用済み自動車から有用な部品を分離して部品その他製品の一部として利用することができる状態にすること」を求め、リサイクル部品の活用促進を目指しています。

 一方でリサイクル部品の利活用を促進するためには、リサイクル業者による部品供給だけでなく、製品情報が適切に提供されることが不可欠です。

 この研究会は自動車リサイクル部品の普及に向け、リサイクル部品の情報提供、共有のあり方、その実現のための規格策定の方向性の検討を目的として開催されてきたものです。

 これまでの会議では、リサイクル部品の現状と課題、業界における取組、規格策定の方向性、リユース部品およびリビルト部品の範囲、信頼性の担保のあり方、情報提供のあり方、規格活用の効果および今後の課題についてなどの議論が展開されました。また、今後は各項目について具体的な議論がなされていく予定です。

 私個人としては、供給者側ではなく、消費者側の目線に立ったものが必要と考えています。