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会宝通信メールマガジン

 こんにちは、近藤です。描いていた一つの構想が現実味を帯びてきました。

 日本が生産して使用済みとなった海外に走る自動車を、日本人として最終処理を適切に行いたい、自動車リサイクル業者として、私ができる環境への貢献です。

 当社はこのほど、国際協力機構(JICA)の「協力準備調査(BOP(Base of the Pyramid)ビジネス連携促進」に採択されました。これは、JICAが開発課題の解決に資するBOPビジネスの実施を検討している企業からの提案を募り、選定された案件の調査費用について最大5千万円まで負担するというものです。

 また、案件事業化についてのさまざまな側面支援を受けることができます。昨年4月に国連工業開発機関(UNIDO)本部から7名がグリーンビジネス実態の視察ということで来社されました。

 当時UNIDOナイジェリア代表であった日本人の松下さんも一行の中におられ、「ぜひナイジェリアで、自動車リサイクル工場を立ち上げていただきたい」との言葉をいただきました。

 9月にはナイジェリアからUNIDOの招聘でNAC(National Automotive Council)のルックマン次長が来社されました。ルックマン氏は自動車リサイクルの重要性を十分に認識しており、当社の現状をつぶさに視察されました。この両名は今回のBOPビジネスにおけるサポート役として正式に参加いただいてます。

 また、当地ナイジェリアのパートナーであるKaiho Sangyo (Nig) Co Ltdのジョン社長は、猛烈な実行力で毎日のように進捗状況を報告してきてます。

 これだけの素晴らしい環境の中でJICAの支援を得て、これが実現しないはずがない、今は心からそう思っています。