BLOG

6月19日 コンバートEV(電気自動車)試作車

こんにちは、近藤です。

 この会宝通信5月号で電気自動車プロジェクトがスタートし、6月末にはその試作車が完成する予定であることをお伝えしました。当社に入庫される使用済み自動車のエンジンを取り外し、電気モーターを組み込むことで「コンバートEV(電気自動車)」を生産しようとする試みです。

 改造キットを使うので、それほど難しいものではないだろうと考えていたのですが、何事も最初はスムーズに行くものではなく、モーターの組み込み作業は悪戦苦闘です。

 それでも、何とか予定通りに6月末に試作車を完成させることができました。多少自慢にはなりますが、弊社従業員の溢れる熱意と、その能力の高さを示しているのだと思います。生産の指導にこられた本田様(※1)も講習なしでここまでできるとは素晴らしいことと褒めていらっしゃいました。

 さて、6月28日にニュース・リリースしたのですが、この「コンバートEV」の説明会および試乗会を7月7日に行います。説明会にはRUMアライアンス(全国自動車リサイクル事業者連盟)のメンバーが同席します。私が代表を務めているRUMアライアンスは、環境理念を基本に活動する内閣府認証のNPO法人です。

 EV事業は会宝産業だけがやるものではありません。EV事業への参入を後押しする「スモールハンドレッド協会」はその名の通り、環境を考える多くの企業の参加を求めています。

 われわれ自動車リサイクル業者の集まりであるRUMアライアンスはコンバートEVの元となる車輌供給者として重要な地位を占めるようになると考えています。数年後に、世界の街中でコンバートEVが走り、CO2削減に大きな貢献をしている未来を、皆さまと共に創造したいと心から願っております。

※1 本田様は、有限会社本田商会の社長であり、著名なEVコーディネーターです。
 

PAGE TOP