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【ブログ】6月11日-17日 チリ・ボリビア出張

皆さまこんにちは、社長の近藤です。チリとボリビアに出張に行ってきました。とにかく長い道のりで、ドアツードアで38時間かかりました。そして着いた空港が世界で最も高い所に位置するエル・アルト国際空港で、なんと標高は4,060mでした。街中でも3,600mの標高であり、私と一緒に行った課長は早速高山病にかかってしまいました。結果的に大事に至りませんでしたが、その日は酸素ボンベが手放せない、人生で初めての体験となった夜でした。 今回の出張の目的は、価格や商品等のマーケット調査と既存顧客との商談でした。4年前に弊社社員がチリとボリビアに来ていますが、その時とは変わっている現状も多くありました。

4年前のチリでは、韓国やアメリカの車が多く走っており、日本車は10%程度でしたが、今回は40%くらいは日本車が走っていたように感じました。一方で、ボリビアでは4年前と同じようにトヨタ車が大人気でしたが、載せ替え技術が発達していました。そのため、中国からの新品エンジンや、オーストラリアからの良質ではない中古エンジンなど、現地の日本車に合うエンジンの需要が多く見られました。我々は日本から良質の中古エンジンを提供するだけではなく、これらの商品と差別化を図っていくこともとても大切です。そんなことを実感した中で、弊社がエンジンテストを行い、その結果をタグに品質証明として表記しているJRSという取り組みが、現地でしっかりと認知されていることも確認できて嬉しく感じました。

今までお客様から聞いていた情報が間違っているわけではありませんが、現地に行って自分で見て聞いて感じて情報を得ることで、視野が広がり多くの可能性を見つけることができました。私たちの自動車リサイクル業は、まだまだ世の中に貢献できる素晴らしい仕事だと改めて実感しました。

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