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こんにちは、近藤です。10月3日、金沢の日航ホテルにてブラジルCEFET-MG(ミナスジェライス州国立工業技術大学)、JICA(国際協力機構)および当社との間でブラジルにおける自動車リサイクル実証事業の調印式を行いました。

JICA実証事業のスキームを使い、自動車リサイクルに関する研修センターをCEFET-MG内に設置、技術研修を行おうとするものです。

当社は本社にIREC(International Recycling Edu-cation Center:国際リサイクル教育センター)を持っていますが、ブラジル版IRECを作り、自動車リサイクル事業を推進する考えです。CEFET-MGのマルシオ校長他3名の教授は、当社との提携にあたり、当社視察のために来日されました。

本プロジェクト実現に向け、中心的な役割を担ってくれたのが、来日メンバーの一人であるダニエル教授です。彼は2010年2月にIRECで行った自動車リサイクル研修の研修生でした。この研修はJICAのアレンジにより行われたもので、中南米(ブラジル、アルゼンチン、コロンビア、メキシコ)より14名が参加、IRECとして初の外国人向け研修でした。

ダニエル教授はこの研修で静脈産業、自動車リサイクルの重要性を認識し、この仕組みはブラジルにも必ず必要な時が来ると考え、帰国後、いろいろな組織、機関へ働きかけ、ついに、このようなプロジェクトがスタートすることになりました。彼の努力には頭が下がると同時に、なんとしてもこのプロジェクトを成功に導かなければと、重大な責任を感じています。

海外の事業展開は想定外のことがいろいろと起こりますが、使命感と熱意を持って取り組んでいこうと考えています。
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