令和6年度国際化促進インターンシップ事業を実施

当社は、経済産業省「国際化促進インターンシップ事業」おけるインターンシップ実施受け入れ企業として採択され、10月10日～11月22日までインド出身者1名のインターンシップを実施しました。

当事業は、日本企業における高度外国人材の活用を推進することを目的に、開発途上国の優秀な人材を対象に国際化促進インターンシップ事業を実施するものです。

『国際化促進インターンシップ事業』の詳細はこちら

https://internshipprogram.go.jp

▷インターンシップに参加したリナ・クマリ・マハトさん（インド出身）のコメント：

私の名前は、リナ・クマリ・マハトです。インドから来ました。

インドでは、日本語の勉強をしていました。勉強を通して、日本についてたくさん学びました。大学では、日本の文化、歴史、宗教、そして時事問題について勉強しました。これにより、日本の豊かな伝統と現代社会について理解が深まりました。これらを学んだことで、日本への感謝の気持ちが強くなり、日本の文化を実際に体験したいという気持ちがさらに高まりました。

修士課程を修了した後、日本で働く方法を調べ、国際化促進インターンシップをオンラインで見つけました。私はずっと前から日本へ行き、日本の仕事文化を学びたいと思っていました。日本でインターンシップをしようと思った理由は、今まで身に着けてきた知識とスキルを実際に生かしながら、貴重な仕事のスキルを学ぶ機会が得られると思ったからです。同時にこの魅力的な国について学び続けることができます。そして、専門性を持って個人的にも成長したいので、貢献できる限りスキルを磨きたいです。

会宝産業を選んだ理由は、中古車部品の輸出だけでなく、持続可能な開発にも取り組んでいるからです。このことにとても魅力を感じました。もう一つは、廃車のエンジンや部品を生産して、環境だけでなく自動車と地球にも新しい生活を吹き込んでいます。私はいつも環境のために働きたいと思っていて、自分だけでなく地球全体のためにも貢献したいと考えています。会宝産業では自分の利益だけでなく、持続可能な開発を通して人々にも利益をもたらしています。この点がとても魅力的でした。

インターンシップ期間中、私は主に車輛の検査や海外のお客様とのやり取りを行いました。

【車輛の検査】

私の主な仕事の一つは、会宝産業に入庫してきた車輛の検査です。車にキズがあるかをチェックして、はっきりとマークをつけます。その後、車輛の写真を撮り、会社のKRAシステムにアップロードします。この作業を行うことで、ECサイトより部品やエンジンの購入を考えているお客様が車の状態を確認することができます。

【海外のお客様とのやり取り】

この業務では、インドにある合弁会社であるAbhishek K Kaiho Recyclersと会宝産業の新規顧客獲得に向けて、お客様の調査と連絡を行いました。毎日、南アフリカの新しいお客様を調べ、ビジネスを広げるチャンスを探しています。WhatsAppやメールで積極的にお客様に連絡し、定期的にコミュニケーションを取って、サービスを紹介しています。 また、調べた潜在顧客の会社の位置情報を地図上にマッピングするプロジェクトにも取り組みました。

【コンテナ積込現場の見学】

コンテナ積込エリアを案内してもらい、商品の積み方や積込中に写真を撮ることの大切さを説明してくれました。ここで撮影した写真は、コンテナがお客様のもとに到着後、お客様がスムーズに荷物を降ろせるようにコンテナ内のレイアウトを理解するのに役立ちます。

【輸出業務勉強会】

輸出規則についての勉強会に参加しました。国際業務部の方が輸出の厳しいルールについて詳しく説明してくれました。これは国際貿易のルールを守り、スムーズな業務運営に重要な知識です。

【ケニア研修開講式】

本社にて行われたケニア研修の開講式に通訳として参加する機会をいただきました。経験を通して、イベントで異文化コミュニケーションを助けることができ、異文化の関係やビジネスについて多くのことを学びました。とても良い経験になりました。

・通訳として参加してどう思ったのか？

・どのような学びがあったか

【防災訓練】

会社の地震避難訓練と防火訓練に参加しました。この訓練では、地震の際に自分と仲間の安全を守るための重要な手順を学びました。その日はとても良い経験だと感じました。事前に準備することがとても大切だと改めて思いました。「備えあれば憂いなし」という気持ちです。この訓練で、自分や周りの人の安全を守るための大事な手順を学びました。

このインターンシップを通して、会宝産業での技術的な面と事務的な面の両方について深く理解することができました。今後、この学びを活かして会社の国際的なビジネス成長に貢献していきたいと思います。

このような貴重なインターンシップの機会をくださった会宝産業と経済産業省に心から感謝しています。ここでの経験を通して、車輛検査や南アフリカの市場調査、お客様とのやりとりなど、実践的なスキルを身につけることができました。また、コンテナの積込、輸出規則についても学びました。ケニア研修の開講式では、通訳として異文化間のコミュニケーションスキルを高めることができました。この経験を通じて、車の輸出業界についての理解が深まり、今後のキャリアに活かしていきたいと思いました。私の成長を支えてくださり、本当にありがとうございました。