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会宝通信メールマガジン

こんにちは。毎日大変暑いですね…。
日本はもうすぐゴールデンウィークでしょうか^^
もうずいぶん昔のことのようです。

さて、以前お話したジャムパンビジネスですが、少し進展しました!
ベーカリーが、このままでは始まらないとジャムパンを100個焼きました。
現地女性はなかなか重い腰があがりません。
私には分かります。
こんな暑い中、労力を使っても売れなかったら…
とマーケットの心配を彼女がしていることを。

するとベーカリーは「誰かが売りに行かないと私のお金も努力も無駄になるから売りに行ってくれ!」
というもので、ならば私が売って宣伝に行こうと決めました。
現地の女性がダメならせめて同僚に手伝って欲しいと思い、
同僚に一緒に売り歩いてプロモーション活動をしたいとお願いしました。

しかし
「俺らの仕事はパン売りじゃないよ!」
「こんな綺麗な恰好してパン売り歩くなんてできない!」
「政府職員にまでなって“パンこっち来い”とか呼びつけられるなんてごめんだ!」
と猛反対にあい、もういいと1人で売りに行くことにしました。

やりきれない気持ちを抑え、隣町に1人で売りに行くと、
なんとすぐに白人がパン売ってるぞ!とすぐに人だかりができ、2時間で完売しました!
ちょっとびっくりです。
そして嬉しいことにリピーターも多いのです!

その結果を持って現地のマダムのところに行き、マーケットはあるよ!一緒に売りに行こうと誘い、
やっと現地マダムが売りに行く気になってくれました。

またジャムパン100個を持って町を歩くと、思った以上に食いつきがよく、
これには現地のマダムも驚き、大喜びです。小さな町でも無事に完売し、利益も手に入れました。
「最高だね!次はいつ行く??」とマダム。手ごたえを感じてくれたようです。

そして次の日には嬉しいお知らせが来ました。“昨日買ったジャムパンがすごくおいしくて、
私も一緒に売りたい”と事務所まで女性が訪ねてくれました。これも1つの成果です。

次の金曜日、現地マダム2人と私で隣町のマーケットに出かけていき、
300個を売り歩き4時間で完売しました。
彼女たちは自分で努力して少しずつお金を稼ぐ喜びを知り、俄然やる気になってくれました。

「次はいつやる?土曜日はあの町に行こうよ!」
「日曜日は教会終わったらジャムつくろうよ!」とやる気満々です。
私の休日がなくなっていることなんて全然気づいていません!(笑)

次の週には自分たちでベーカリーに電話してパンをつくってとお願いし、
自分たちで町を歩いて「今日も全部売れたんだよ!」と報告してくれました。
ガーナに来て、一番心から良かったなと感じた瞬間でした。
少なくともこの、現地のたった2人の女性が喜んでくれていることが、
本当に嬉しくて私も俄然やる気になりました^^

しかし、新たに出てきた問題が…!

これから一緒に売りにいくぞ!ジャムパンビジネスに関わるメンバー。Tシャツも作りました☆

↑ これから一緒に売りにいくぞ!    ジャムパンビジネスに関わるメンバー。Tシャツも作りました ↑

事務所の皆もお買い上げです☆

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