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会宝通信メールマガジン

こんにちは、近藤です。

お盆休み中にナイジェリアとケニアへ出張してきました。アフリカは何度か訪れてますが、ナイジェリアは初めてです。

治安面でよくない話を聞き、多少の不安を抱えながらの出張でしたが、お会いしたのが素晴らしい方々だったため、当社のビジネスにとって大きなチャンスを得ることができたと感じています。

昨年4月、UNIDO(国連工業開発機関)本部から当社へ視察に来られたメンバーの中に、ナイジェリア事務所の代表である、松下さんという日本の方がいらっしゃいました。

「日本車がこれだけ多く海外で走っているのだから、私たち日本人が、最後の処理するところまでやらなくてはならない」という私の意見に、松下さんから「ぜひ、ナイジェリアでもそのプロジェクトを進めてほしい」と力強い言葉をいただいてました。

当初、この出張はケニアを訪問するだけの予定でしたが、たまたまこれを知った松下さんから、[ケニアへ来るのであれば、ぜひナイジェリアまで足をのばして欲しい」というご依頼もあり、お言葉に甘えることにしました。

ナイジェリアの首都はかつてラゴスでしたが、急激な都市化により機能に障害が出てきたため、1991年、ちょうど国の中心にあたるアブジャに首都を移転したそうです。

街が新しいためか、広い道路が整備されており、緑も多く、将来の発展を予感させる都市でした。
UNIDOのアレンジで自動車連盟本部、および使用済自動車の解体現場、部品街を訪問しました。

私が数年前行っていたのと同じ方法で車輌を解体する光景を見て、適切な処理の必要性を痛感しました。

自動車連盟ではモータリゼーション化が加速度的に進むとみて、先進的なリサイクル工場の設置を検討しているそうです。

ナイジェリアで共通して聞いた意見は「日本に対して大きく期待しているに、やって来る人が少ない」ということです。

「これからアフリカは成長する。そのために日本からの技術を取り入れたい。しかしながら、日本は引きこもってしまってる」 私たちはこの期待に応えなければならない、と決意を新たにした出張でした。