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鈴木 大詩
海外事業部
2015年入社 中途
一橋大学/東京大学大学院 社会学部/新領域創成科学研究科国際協力専攻(中退)

●主な業務
入社して2か月ほど経ったときに、海外の合弁会社の運営・管理業務を任されるようになりました。ちょうど、当社がドバイでオークションビジネスに着手しており、現地の会社の役割分担を整理したり、現地のお客様候補への営業活動などを約1か月かけて行いました。それから帰国し、現在は本社にて海外からの問い合わせ対応や価格の交渉、そのままでは商品として扱えない部品の有効活用について、企画や運営を行ってます。たとえば、エンジンを発電機に加工して電気の整備されていない国へ届けたり。また、カンボジアは乾季がある関係で一年に一度しか農業の収穫の時期がありません。そこへ、軽トラックにポンプやタンクを付けて散水車にし、輸出するプロジェクトなどを、コンサル会社や経済産業省とやりとりしながら進めています。

Q.会宝産業の志望動機を教えてください

私は在学中から、先輩や学生同士でコンサル会社を運営し、メーカーを顧客として途上国でのビジネスの立ち上げについて5年ほどコンサルを行っていました。パキスタンやインドに駐在して仕事をする中で、現地でビジネスする難しさを感じたこと、またパキスタンで自分が作った会社が一旦落ち着いたことで、その会社を現地のお客様に売却し、次のステージを模索し始めました。そんな中、知人の紹介で知ったのが当社です。前職での経験から、海外でのビジネスは売れるものを扱わなければ意味がないと感じていましたが、当社はまさに海外でニーズのある日本車の部品を輸出していたこと、また大企業ではできないであろう「思い」を持った仕事や、ベンチャー企業では資金的に難しくてできないこともここでならできると感じ、入社を決めました。

Q.うれしかったことは?

私は大学3年生の時にインドに行き、そこで日本と比べていろいろなものが整備されていない状況や、ひとりひとりのできることが限られている様子を見て、「途上国で雇用をつくり、現地の人々の自立を助け、経済的な効果を高めることで食・医療・教育が改善されるようにしたい」という思いを持ちました。自分のやっていることはまだほんの一部ですが、当社との取引を通して現地のお客様がお金を得るというのは、自分の夢に少し結びついている感じがしてうれしいです。また、現地の方と交流していると考え方や物事の感じ方が日本と違うことばかりです。大変なこともありますが、それが毎回新鮮で楽しいことでもありますね。

Q.応募者の方に一言お願いします

とにかく、好きなことをやってほしいと思います。好きなことを見つけるためには、興味のあることをインターネットで調べる、セミナーに行く、気になる人のブログを読む、会いに行くなどいろいろな手段が考えられます。私もブログを読んで気になった経営者の方にメッセージを送り、質問に答えていただけたことがありました。まずは行動してみることが大切だと思います。