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会宝通信メールマガジン

こんにちは。お風邪などひかれていませんか?
私は以前急な発熱で病院に行ったのですが・・・。
首都に行った時だったので幸いでしたが、ガーナの病院も捨てたもんじゃないですね!
血液検査、尿検査もしてくれて、注射の針も新しいものでした。
点滴うったらすぐに元気になりました!

さて、前回は売り子側の問題に焦点をあてました。
最終的に少しずつやる気になってくれて、毎日売りたいと言い出すようになりました。
しかし次はベーカリーが「私に全然利益が出てないよ!!」と電話してきました。

話してみると、ベーカリーの利益は売り子の利益の半分から3分の1程度でした。
「私は毎日毎日寝る時間もなく朝4時からパンをこねて切って丸めて伸ばして焼いて…っていうすごく大変な作業を毎日やってるのよ!!こんなんじゃいつか倒れてしまう!そして見てこの利益!全然稼げないじゃない、こんなんじゃ続けていられない!」と興奮しています。言いたいことはたくさんありましたが、まずは落ち着いて…

1つずつ問題を分解していきました。問題を、①生産コストの削減、②売り子の利益の削減、③労働方法の改善の3つに焦点を当てました。

1つ目は、生産コストの削減については、まずパンの質量を少し小さくしようということで合意しました。ほんの少しです。
パンの質量は減りましたが見た目は変わらないように大きく見せるよう、焼く前によく伸ばそう、そうすれば同じ大きさに見える、と言う話しをしました。

2つ目は、売り子の利益です。これまでは10セディ分売ると売り子の利益は2,5セディということにしていました。1個50ペセワで販売しているので100個売れば12,5セディの利益が売り子に入ります。ちょっと利益が多いんじゃないかと以前話したことがありましたが、売り子のやる気につながるからいいよと彼女は言っていました。
少し可哀想ですが、少し売り子の利益を減らすことにしました。1個売れば10ペセワの利益です。つまり100個売れば10セディの利益です。売り子もしぶしぶ了解してくれました。

そして最後に、労働方法の改善です。そもそもなぜ朝4時なんて時間から始めるんだ?と思い聞くと、売り子が暖かいものを売りたいと言ったからだそうです。普通に朝から始めて夕方までに作り終え、次の日少し温めたらいいのでは?という提案で合意しました。
さらに毎日売りに行くなら毎日作らずとも一度に大量に作って休む日をつくれば良いのではないかという話しあいで落ち着きました。

支援はいつか終わってしまいます。しかしビジネスはWIN-WINの関係を築くことが出来ればずっと続けていくことが出来ます。ビジネスは本質的にみんなを幸せにするものです。

少しずつ、WIN―WINの形を目指して最良の方法を皆で模索していきます♪

ところで、最近日本食に対する欲がなくなってきました。
自分でガーナ食を作ったり、ご馳走になったり、外で買って帰ったり…
ガーナ食は油、塩、ペペを大量に含むので半年後の健康診断が心配です。笑

雨水を溜めた池で養殖中
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可愛いご近所の赤ちゃん
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私のバイクです
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